日本のストリートダンスの星、龍と勇太が世界に挑戦!
2025年11月15日と16日にアメリカ・ロサンゼルスにあるLa Boomで開催された、世界的なストリートダンスイベント「Freestyle Session World Finals 2025」において、日本を代表して出場した「龍と勇太」が、2vs2 Open Styles部門で堂々のベスト4に輝きました。この快挙は、彼らのダンスキャリアにとって重要なマイルストーンであり、今後のお二人の活動に大きな影響を与えることでしょう。
Freestyle Sessionとは?
Freestyle Sessionは、1997年にカリフォルニア州でスタートした世界最高峰のブレイキンバトルイベントです。主催者であるSnipes Pro Breaking Tourは、世界中のダンサーたちがその芸術的な表現力を競い合う場を提供し、今や「ブレイキン界のワールドカップ」とも称されています。参加者は、技術や創造性、表現力を駆使して、その場の雰囲気を一瞬で引き込むことが求められます。
龍と勇太のパフォーマンス
「龍と勇太」は、柔軟な表現力と即興力を武器にして、世界中の強豪ダンサーたちと戦いました。観客は終始熱く盛り上がり、審査員たちからも高い評価を受けました。大会主催者でさえ「最高!」との声を上げるほど、そのパフォーマンスは強烈な印象を残しました。
初めての海外挑戦とはいえ、「龍と勇太」は見事に存在感を示し、日本のストリートダンスの凄さを世界に知らしめる結果となりました。この成果は、次世代のダンサーたちにとっても大きな希望となることでしょう。
彼らのコメント
パフォーマンス後、龍は「実際には優勝を狙っていたので、悔しさもありますが、僕たちのルーティンは世界に通じていると感じました。もっとソロを磨いて、再度挑戦したいです」と語りました。勇太もまた、同じように「やり切ったという感覚と、一方で悔しさも残っています。Freestyle Sessionでベスト4に入ったことで、僕たちが世界的なチームとして評価される一歩を踏み出したと思います」と率直な思いを述べました。
龍と勇太のプロフィール
龍と勇太は2018年にキッズダンスバトルで知り合い、同年5月開催の「きゃりーぱみゅぱみゅの到来」をテーマにしたダンスイベント「あきばっか〜のvol.16」にも初旗揚げし、以来数々の大会で好成績を収めてきました。2020年には「あきばっか〜のvol.22」で初優勝し、2025年にはそれぞれがソロでも高い評価を受けるなど、彼らの成長は著しいものがあります。
今後の展望
「METEORA st.」というクリエイターレーベルに所属し、ダンスだけでなくミュージックやアートでも活躍する彼らは、ただのダンスバトルにとどまらず、ストリートダンスシーン全体を活性化させる存在となっています。次の大会や新たな挑戦への展望に期待が寄せられます。これからの「龍と勇太」の活躍に注目が集まります。