大道芸フェスティバルでの「1000人子ども食堂」実施
特定非営利活動法人中部大道芸ネットワークが毎年開催している中部地区最大級の大道芸フェスティバル、その名も「モリ芸」。今回はそのフェスティバル内でユニークな試みとして「1000人子ども食堂」が実施されます。これは地域の子どもたちに楽しんでもらうだけでなく、彼らを支援する意味でも重要なイベントです。
モリコロパーク大道芸フェスティバルとは
モリコロパークで開催される大道芸フェスティバルは、今回で13回目を迎えます。毎年4月に行われ、全国から約50組のパフォーマーが集まります。このイベントは、もともと東日本大震災の支援活動をきっかけに始まりましたが、今では多くの人に愛される大イベントに成長しました。多種多様なパフォーマンスが行われる中、観客は大道芸を楽しむことができます。
子ども食堂支援の背景
中部大道芸ネットワークでは、社会貢献として子ども食堂の支援事業に力を入れています。特に「スマイルごはんプロジェクト」として、定期的にパフォーマンスを行い、笑顔を届ける取り組みを進めています。今回の「1000人子ども食堂」はその延長線上にある企画で、子どもたちに大道芸を通じて楽しい体験を提供することを目指しています。
1000人子ども食堂の魅力
この特別な試みでは、モリ芸に参加する地域の子どもたちを招待し、キッチンカーからの美味しい食事と大道芸のパフォーマンスを楽しんでもらいます。開催日当日、来場した子どもたちはキッチンカーで使える食券や、大道芸体験コーナーのフリーパス、協力団体からのトランポリン無料券などを手に入れることができます。
さらに、モリ芸会場全体が大道芸のパフォーマンスで盛り上がっており、子どもたちは食事をしながら1日中楽しめる環境が整っています。
支援の輪
この企画実現に向けての資金は、クラウドファンディングで多くの方から支援を受けました。最終的に、目標としていた1000人を招待する資金が集まり、実際に1000人の子どもたちが食事を楽しめることになりました。事前予約を通じて、各子ども食堂から子どもたちに参加を呼びかけ、もし予約人数が1000人に満たなかった場合には、当日来場した子どもたちにも食券を贈る予定です。
みんなの協力で実現
「1000人子ども食堂」には、多くのパフォーマーやキッチンカーが協力してくれています。このように、多くの方々の善意によってモリ芸全体が「大きな子ども食堂」として機能することができるのです。全国各地で行われている大道芸フェスティバルの中でも、このような試みは非常に珍しく、特別なイベントになるでしょう。
終わりに
この取り組みが、参加する子どもたちにとって笑顔あふれる思い出となることを願っています。そして、彼らに「君たちを支えている大人はたくさんいるよ」というメッセージを伝えられればと思います。
開催概要
- - 事業名: 第13回モリコロパーク大道芸フェスティバル(モリ芸2025)
- - 日時: 令和7年4月12日(土)・13日(日) 10:00~17:00 雨天決行
- - 会場: 愛・地球博記念公園モリコロパーク大芝生広場
- - 後援: 愛知県、長久手市、名古屋観光コンベンションビューローなど
- - 協賛: 近藤産興株式会社をはじめとする企業
詳細は公式サイトで確認してください。