札幌PARCO開業50周年特別PROGRAM
札幌PARCOが今年で開業50周年を迎え、その記念として特別なプログラムを開催します。その中心となるのは、日本初のライブストリーミングスタジオ「DOMMUNE」とのコラボレーション。これにより、新たな文化を全国に発信する場としての役割も果たします。
特別PROGRAMの詳細
本プログラムは、2023年10月3日(金)に関係者内覧会を行った後、19時から「A–Z Homage to Takenobu Igarashi」と題されたセッションがスタートします。このプログラムは、北海道滝川市出身の著名なデザイナーで彫刻家である五十嵐威暢氏の業績を称える内容です。
この特別な夜では、デザインやアート、オルタナティヴカルチャーの専門家が集まり、五十嵐氏の作品を様々な視点から分析していきます。参加者の中には、羽田麻子氏や山岸正美氏、鯉沼晴悠氏、宇川直宏氏など、多様なバックグラウンドを持つ有識者が含まれています。これに続き、21時からは札幌のHIPHOPシーンを代表するTHA BLUE HERBのO.N.O氏とDJ DYE氏によるパフォーマンスが繰り広げられる予定です。この後半のプログラム「A–Z inspired by BEATS|BROADJ#3457」は、札幌PARCO全体を舞台にした音楽と映像のコラボレーションメントに期待が高まります。
五十嵐威暢氏の功績
五十嵐威暢氏は、1944年に北海道滝川市に生まれ、南カリフォルニアでの学びを経て、数々のデザインプロジェクトに携わりました。ニューヨーク近代美術館のカレンダーや、日本各地の産業に根ざしたプロダクトデザインなど、その足跡は多岐にわたります。また、彼の手がけたパブリックアート作品は、日本の文化遺産として深い意味を持ち、多くの人々に愛されています。特に札幌に残した作品は、地域のアイコンとも言える存在です。
PROGRAMの配信と観覧について
本イベントは、DOMMUNEの公式YouTubeチャンネルやホームページから全編生中継される予定です。この機会に、多くの人々に五十嵐氏の世界を体感していただきたいと考えています。ただし、会場の観覧は関係者や抽選で当選した参加者のみとなるため、注意が必要です。札幌PARCOのInstagramでの告知も必見です。
企画展「A–Z Homage to Takenobu Igarashi」の概要
本企画展は、2023年10月4日から11月10日まで、札幌PARCO及び関連施設で開催されます。入場料は500円で、未就学児は無料。展覧会では、五十嵐氏の作品と、その素材や技法を深く味わうことができる貴重な機会となります。特設サイトでは、展覧会の詳細や最新情報を随時更新していきます。ぜひこの特別な機会をお見逃しなく!