次世代のファッション体験を提供するメタバースブランド「wearverse」が始動

次世代のファッション体験を提供するブランド「wearverse」

2025年10月3日（金）、株式会社アップランドが新たに創設したメタバースアパレルブランド「wearverse（ウェアバース）」が、BOOTHにて正式にオープンします。このブランドは、急速に進化するデジタルファッションの世界において、リアルな衣服だけではなく、メタバースでの自己表現を可能にするアイテムを展開します。

メタバースとの融合が生む新市場

近年、メタバースの世界でのコミュニケーションが活発化し、特にVRChatではデジタルアパレルの人気が高まっています。多くのユーザーがアバターを通じて自己表現を行うことで「着せ替え」の楽しみが広がり、市場では成長が見込まれています。ピクシブ株式会社の報告によると、BOOTHの3Dモデルカテゴリの取扱高が約58億円に達し、前年比187％という驚異的な成長を遂げています。この背景により、ユーザーからの「着せ替え需要」が急速に高まり、wearverseの立ち上げが実現しました。

ブランドコンセプトと目指す方向性

「wearverse」の名称には、身にまとうことでバーチャル空間での自己表現を広げてほしいという想いがあります。ブランドは、メタバース空間とアパレルを融合させ、単なる衣装の販売を超えた新しいファッション体験を提供します。アパレル界の枠を超え、ユーザーに“体験するファッション”を届けることを目指しています。さらに、衣装のみならず、ワールドや体験空間そのものをデザインし、顧客の期待を超える価値を提供します。

商品ラインナップ

wearverseでは、個性的な衣装をラインアップしています。「アーバン・クラシカル」のワンピースや「マジカル」な魔法衣装など、多彩なデザインが揃っています。これらのアイテムは、実際に着る服とは異なる、新しい自己表現の手段として機能します。商品はBOOTHの公式ショップで展開され、価格は3,000円から6,000円程度となっています。

未来への展望

wearverseはこれからも新商品のリリースを続け、単なる衣料品販売に据え置かず、ブランドの世界観を体験できるショッピング空間を構築する予定です。また、自社が展開するVTuberタレントとのコラボレーションを通じて、ファンとタレントの交流が促進される新たな体験も提供していく方針です。メタバース空間でのカルチャーを発展させつつ、ファッションを通じた新しい楽しみを提案し続けます。