パルクール界に旋風！泉ひかりが初代チャンピオンに輝く

日本の誇り、泉ひかりがアジア選手権で2冠達成

2025年10月、ヨルダンのアンマンにて開催された『第1回AGUパルクールアジア選手権』で、日本のパルクールアスリート、泉ひかりがフリースタイル部門とスピード部門の2つで優勝という快挙を成し遂げました。これにより彼女は日本人初の2冠チャンピオンとなり、世界の舞台でその名を轟かせました。

泉はこの大会に向けて、数ヶ月にわたり練習を重ねてきました。大会前日は日本選手権が開催されており、ほぼ連続的に競技に臨むことになりました。それでも彼女は、自身のパフォーマンスに期待し、コンディションの不安に心を乱されることなく、全力を尽くしました。

大会を振り返って彼女は、「両部門での優勝ができたことは本当に光栄なことで、日本でパルクールを広める一歩になればと願っています。」とコメント。彼女は日々の成果よりも、自身のパフォーマンスが最大限に発揮される瞬間を大切にしていると語ります。

泉ひかりのプロフィール

泉ひかりは、現在の日本女子パルクール界で最も認知度と実力を誇る選手です。高校時代にパルクールを始め、ロサンゼルスの短期大学への留学を経て、2018年に帰国。彼女は日本国内外のパルクール大会で数多くの金メダルを獲得し、テレビや舞台でもその身体能力を生かして活躍しています。

近年はSNSを通じて自身の活動を発信し、さらにワークショップの開催やメディア出演など、活動の幅を広げています。泉は「この競技をもっと多くの人に知ってもらいたい」という思いから、若い世代に向けた命の大切さや身体能力の楽しさを伝える取り組みも行っています。

大会の意義

今大会は、アジア地域におけるパルクールの普及と発展を目的として開催されました。競技の魅力はその自由なスタイルにありますが、まだまだ発展途上であるため、選手たちには様々な試練が待ち構えています。泉の成功は、多くのアスリートに勇気とインスピレーションを与えることでしょう。

泉は、今後の活動についても意識を高く持っています。「これからも挑戦し続け、さらに成長していきたい」と語り、目の前の目標に向かって努力を惜しまず、進化する姿勢をのぞかせています。