モルフォが描く車載イノベーションの未来
株式会社モルフォは、2025年5月21日から23日にYOKOHAMAのパシフィコで開催される「人とくるまのテクノロジー展」に出展します。この展示会では、車載カメラ映像を活用したAI技術を中心にした製品や技術が紹介される予定です。
出展のハイライト
モルフォのブースでは、特に以下の技術に注目が集まります。
1. オートキャリブレーション技術『Morpho Visual Calibrator™』
この技術では、自動車が走行中に撮影した画像を基にカメラやセンサー、車体の位置関係をリアルタイムで推定します。これにより、製造工程やディーラーでのキャリブレーションが大幅に簡素化され、設備投資や工数を削減できるのです。さらに、走行中のキャリブレーションに対応している点も大きなメリットです。
2. 三次元再構成技術『Morpho Photogrammetry Toolkit』
モルフォが誇る画像処理技術を駆使し、画像データのみで高精度な三次元再構成が可能です。セグメンテーション技術を組み合わせることで、メッシュデータやCADデータの生成も行えます。これにより、走行映像データの作成が容易になり、車体の表面テクスチャを含めたメッシュ化も簡単です。
3. AI単眼カメラ距離推定技術『Morpho Distance Scanner™』
このソフトウェアは、RGBカメラで撮影した画像から対象物までの距離を予測します。追加のハードウェアが不要で、既存の車載カメラがそのまま利用できるため、コストを抑えつつ高精度な距離推定が実現されます。
4. AI動画要約技術『Morpho Video Summary™』
ドライブレコーダーの映像を必要なシーンのみ抽出するAI技術です。お客様のニーズに合わせた要約が可能で、開発やシーン抽出に大いに活用できます。
5. 車載向けVLM研究開発
車載カメラ映像を活用して、シーン分析を行う研究も進めています。これにより、走行時のナビゲーションやアラートに役立つ高次の情報を抽出することが期待されています。
展示会の詳細
展示会名: 人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA
会期: 2025年5月21日(水)~23日(金)
会場: パシフィコ横浜
ブース: モルフォ N48
ブースでは、リアルタイムデモも計画されています。特にキャリブレーションのビフォー・アフター映像を比較する展示や、距離推定技術のデモ、動画要約機能の紹介など、多岐にわたる体験が可能です。ノベルティや資料も用意しており、気軽に訪れやすいブースとなっています。
メディア・業界関係者向けの情報
開発中の技術を実際に体験できるチャンスを逃さないように、業界関係者には特にオススメです。技術担当者による解説も行われ、AI画像処理技術が車載分野にもたらす革新の数々を直接見られます。取材希望者は、事前の連絡をお勧めします。
株式会社モルフォについて
モルフォは東京都千代田区に本社を置き、画像処理やAI技術の研究開発を行う企業です。国内外のスマートフォンや半導体メーカー向けに製品を展開しており、特に車載分野でのイノベーションを推進しています。高度な画像処理技術を駆使し、エッジデバイスやクラウドで解析を行うAI画像認識に注力しています。
所在地: 東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11階
代表者: 平賀督基
設立: 2004年
モルフォの最新技術が車載業界に与える影響を、ぜひ会場でご体験ください。