中古車事故履歴鑑定
2025-03-10 17:27:25

国内初の中古車事故履歴鑑定サービスが開始!EDRで信頼性向上へ

中古車選びの不安解消に向けた新サービス



一般社団法人日本自動車データレコード鑑定協会(JADRAA)が、新たにEDR(イベント・データ・レコーダー)を利用した中古車事故履歴鑑定サービスを導入します。このサービスは、2025年春に関東圏および全国の一部エリアから始まり、順次全国展開される予定です。

中古車市場における信頼性の確保


近年、車両は高度な電子制御システムを装備し、EDRにより事故時の詳細なデータが記録されるようになりました。しかしながら、中古車市場においてはこれらのデータを公正に解析する仕組みが整っていなかったため、消費者は中古車の過去の事故歴についての信頼性が低く、不安を感じることが多々ありました。JADRAAは、こうした問題を解決するために、専門家による客観的なデータ解析を提供し、中古車の信頼性を高めていきます。

EDRデータと事故履歴の詳細


EDRデータとは、自動車のエアバッグコンピューター内に搭載されたデバイスで、自動車に衝撃が加わった際に、その前後約5秒間のデータを記録します。このデータには事故発生時の運転操作や車両の挙動が含まれ、解析することで事故発生の詳細と車両のダメージを客観的に評価できます。このような解析は、事故履歴の証明や車両へのダメージの客観的評価を行う上で非常に重要です。

サービスの特徴


協会の提供する事故履歴鑑定サービスには、以下の特徴があります:
1. 専門家による解析:EDRデータ解析の資格を持つ専門家が、記録された衝撃データを抽出し評価します。
2. 事故履歴の証明:事故の有無を証明する資料を提供し、消費者が安心して中古車を購入できます。
3. 透明性の向上:中古車の買取や販売の際の信頼性を高め、市場の透明化に貢献します。
4. 詳細な事故状況の把握:オプションで事故の日時や速度、衝撃の強さなど、詳細な状況を分析することも可能です。

今後の展望と会員制度


当協会では、サービスを業界全体に広めるために、全国の自動車関連の専門家や企業と連携し、公平かつ公正なデータ解析の推進を目指します。加えて、協会の会員制度も設けており、正会員(データレコード鑑定の専門家)、一般会員(中古車販売・買取店)、賛助会員(企業・団体・個人)として活動を支援していただける方々を幅広く募集しています。

公正で透明性のある鑑定サービスへの努力


我々JADRAAは、今後も公正で透明性のあるサービスを提供し、自動車業界全体の信頼性を向上させるための活動を続けていきます。さまざまなユーザーへのサービス展開を通じて、中古車市場の健全な発展と消費者の安全を確保していく所存です。

お問い合わせ


当協会についての詳細やサービス内容に関するお問い合わせは、こちらのウェブサイトからどうぞ。また、直接お電話やメールでのお問い合わせも受け付けています。


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