及川栞選手がスペイン最高峰リーグへ挑戦！新たな挑戦が始まる

及川栞選手が新たなるフィールドへ！

東京ヴェルディホッケーチームに所属する及川栞選手が、スペインの「Union Deportiva Taburiente」チームへの移籍を発表しました。この移籍は、2025年シーズンに向けたもので、及川選手はスペイン国内最高峰のホッケーリーグ「División de Honor Femenina A（通称：Liga Iberdrola）」に挑むことになります。

背景と移籍の経緯

タカラベルモント株式会社が発表した内容によれば、及川選手は契約解除を伴っての移籍となり、東京ヴェルディとの関係においても感謝の言葉を残しました。彼女は国際舞台での経験を求め、さらなる成長を図るための挑戦として新天地を選んだとのことです。

及川選手はこれまでオランダやオーストラリアでも活躍し、国際経験を積んできました。また、今回の移籍は彼女にとって3か国目となります。彼女はキャリアを通じて日本ホッケー協会や様々なチームに貢献してきた選手であり、その実力は高く評価されています。

及川選手のコメント

及川選手は、移籍に際して「パリ五輪を経て日本が世界で勝つためには、再び世界の舞台を肌で感じる必要がある」との思いを語りつつ、若い世代に向けたコーチング活動も行うことを表明しました。選手としての挑戦だけでなく、次世代の選手たちへのサポートという新たな役割に意欲を燃やしているようです。彼女は関係者への感謝を述べ、「自分らしい美しい人生を叶えるための新たな地でのチャレンジ」に向けて応援を呼びかけました。

移籍先のチーム「Union Deportiva Taburiente」

及川選手がトライする「Union Deportiva Taburiente」は、スペインのフィールドホッケー界でも名の知れたチームであり、数々の実績を誇っています。また、活動期間は2025年9月から始まり、前半シーズンが11月まで続く予定です。その後、再び翌年の3月から5月にかけて後半シーズンが行われる予定です。そして、この期間中に及川選手はチームの柱として、さらなる活躍が期待されます。

及川選手の輝かしい経歴

及川選手は1989年に岩手県で生まれ、その後多くのクラブチームでプレーを重ねてきました。彼女は天理大学ベアーズでキャリアをスタートし、その後ソニーHC BRAVIA LadiesやHCオラニェ・ロートなど、国内外のチームで実績を積みました。

彼女の受賞歴も非常に多く、アジア大会やチャンピオンズトロフィー、オリンピックなど数多くの国際大会でのプレイヤーオブザマッチや個人のMVPにも輝いています。これまでのサクセスストーリーが、今後のさらなる挑戦への期待を高めています。