太宰府ライナーバス『旅人』が完全キャッシュレス実証運行に！

太宰府ライナーバス『旅人』が完全キャッシュレスバスに！

西日本鉄道が運営する太宰府ライナーバス『旅人』が、2025年度に予定されている国土交通省の『完全キャッシュレスバス実証運行』に採択されました。この革新的な取り組みは、観光地やビジネス出張などで多くの利用が見込まれている路線に新たな決済手段を加えるものです。実証運行は2025年10月1日から始まり、2026年1月31日までの期間にわたって行われます。

完全キャッシュレスバスの実現に向けて

本実証運行の目的は、交通機関における現金取扱いの削減を図り、スムーズな運行を実現すること。そのため、バスの停車時間を短縮し、定時運行を確保することを目指します。具体的には、両替の手間を省くことで、運行の効率が大幅に向上することが期待されています。また、キャッシュレス決済の普及が進む中で、利用者の利便性も向上するとしています。

対象路線＆決済手段

実証運行の対象となる『旅人』は、博多バスターミナルと太宰府を結ぶバスで、平日56便、土日祝には73便が運行されています。具体的な決済手段としては、交通系ICカード、クレジットカードのタッチ決済、さらには各種乗車券（SUNQパスなど）が利用可能です。

この新しい試みは、多岐にわたる層の利用者にとって、快適で便利な交通手段としての役割を果たすことでしょう。観光客や外国人の訪問が多い太宰府の路線において、無現金での支払いを可能にすることで、さらなる観光促進にも寄与することが期待されています。

今後の展望

西日本鉄道では、これまでも博多駅から福岡空港に至る路線でキャッシュレス決済の実証運行を行っており、その成果を基に今回の取り組みを進めています。2024年12月から2025年2月までの間に実施した他の路線での実証運行を通じて得たノウハウを活かし、太宰府ライナーバス『旅人』においても例外的にスムーズな運行を実現する計画です。

定時運行を確保することで、利用者に対してより良いサービスを提供することを目指し、持続可能な公共交通の発展に寄与することを強く望んでいます。今後、太宰府ライナーバス『旅人』の利用者からのフィードバックを仰ぎながら、さらなる改善やサービス向上に努めていく方針です。

この新しい時代の交通手段にぜひ注目してみてください。快適でスムーズなバス移動が、あなたの旅をより特別なものにしてくれることでしょう。