神戸アリーナで新たな防災意識を育む取り組み
神戸アリーナから発信される防災活動が、地域の意識を転換させる新しい刺激をもたらしています。株式会社神防社は、2025年7月にB.LEAGUEの「神戸ストークス」とオフィシャルパートナー契約を結び、10月4日から神戸アリーナでのサイネージ広告展開を始めました。このプロジェクトは、阪神・淡路大震災から30年を迎える神戸の街において、“防災をもっと身近に、前向きに伝える”ことを主題にしています。
震災の教訓を生かす
1995年1月17日、阪神・淡路大震災が発生し、多くの命が失われたことを忘れてはなりません。この悲劇は、神戸の人々に大きな影響を与えました。株式会社神防社は、その経験を胸に、防災設備の設計・施工・点検、さらには防災商品の開発を行い、地域社会の安全を支える役割を果たしてきました。震災から30年を迎える今、同社は“追悼と伝承”を越え、“次の30年に向けた行動”へと防災の価値を進化させる取り組みを進めています。
スポーツによる防災の普及
B.LEAGUEの「神戸ストークス」は地域密着型クラブとして活動しており、「神戸から、世界へ。」というスローガンのもと、地域に根差した活動を行っています。そんな同チームとの連携から、新たな防災メッセージが生まれます。サイネージ広告を通じて、スポーツの力を借りながら防災を“前向きなアクション”として広めていくことが狙いです。
さらに、今後は防災啓発イベントや、子どもたちが参加できる体験型の防災ワークショップも計画しています。「防災=支え合う文化」として、難しいものではなく、地域全体で支え合っていく意識を育てることを目指しています。
GLION ARENA KOBE:神戸の新たなランドマーク
2025年に開業を予定しているGLION ARENA KOBEは、1万人を収容可能な多目的アリーナとして、地域の活性化を担う新しいエンターテインメントの拠点となります。ここでは、スポーツや音楽など多彩なイベントが開催され、最先端の映像・音響システムによって、来場者に臨場感あふれる体験を提供します。
神戸アリーナは、今後地域の防災意識を高める重要な拠点となるでしょう。そして、神防社はその理念のもと、未来に向けて新しい形の防災文化を築いていくことを目指しています。加えて、連携を通じて神戸ストークスとの関係を深めることで、地域全体が一丸となり、前向きな防災への取り組みが進むことが期待されます。
株式会社神防社について
株式会社神防社は設立17年を迎え、防災の新たな「カタチ」を創造する企業です。消防設備の設計施工、保守点検、防災グッズの販売、訓練など多岐にわたるサービスを提供し、地域の安全を支えています。同社の従業員の多くが阪神大震災を体験しており、その教訓を生かした商品開発を進めています。安心・安全を提供することで、「生命、財産、生活環境」を守る社会貢献を目指しています。