地方議会活性化シンポジウム2025:未来の議会像を描く
2025年、総務省が主催する「地方議会活性化シンポジウム」は、来る11月13日(木)の午後2時から東京都中央区の
KABUTO ONE HALLにおいて開催されます。此のシンポジウムは、平成年代から毎年行われており、社会の変化に即したテーマ設定のもと、地方議会の今後の在り方や各議会の成功事例の共有を目的としています。
シンポジウムの背景と目的
近年、地方議会では議員の不足が深刻になっており、特に女性や若年層の参画が重要視されています。そのため、開催されるシンポジウムでは、これまで参画が進みにくかった層からの参加を促進する取組みがテーマに上がります。
主な焦点は、「誰もが参画できる議会を目指して」というビジョンのもと、多様な意見や価値観が集まる開かれた議会を実現する方法についての議論です。シンポジウムでは、パネルディスカッションを通じて、これらの議題について参加者が意見交換を行います。
開催概要
シンポジウムでは、コーディネーターとして駒澤大学名誉教授の大山礼子氏が進行を担当し、地方議会の実行事例を紹介するセッションもあります。各地域での成功事例として、長野県宮田村議会の前議長・天野早人氏や、奥州市議会の菅原由和氏、石川県議会の安居知世氏から直接話を聞くことができます。この事例紹介の後、専門家を交えたパネルディスカッションが進行し、さまざまな視点からの意見を享受できる貴重な機会となります。
プログラム内容
- - 14:00 開会・総務省挨拶
- - 14:10 事例紹介
- 天野早人氏
- 菅原由和氏
- 安居知世氏
- コーディネーター:大山礼子氏
- パネリスト:出雲明子氏(明治大学)、上村敏之氏(関西学院大学)
参加方法
一般参加はオンラインに限られており、事前の申し込みが必要です。参加希望者は、総務省の公式ウェブサイトから申込フォームにアクセスし、必要事項を記入することが求められます。
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結論
このシンポジウムは、地方議会の未来を形づくる重要なイベントです。多様な視点や意見を反映させ、全ての人が議会に参加しやすい環境を作り出すための第一歩を共に考えましょう。地域社会の健全な発展に寄与するため、ぜひ参加されることをお勧めします。