エーアイとセレンス社の新たな技術提携
株式会社エーアイ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:廣飯 伸一、証券コード:4388)は、このたびセレンス社(Cerence Inc.)との技術提供を開始することを発表しました。この提携により、両社は音声技術におけるさらなる高度化を図り、新しい価値を市場に提供することを目指しています。
提携の背景と経緯
エーアイは2019年にセレンス社と商用ライセンス契約を締結し、以降、同社の「AITalk®」技術を活用し、高品質な日本語音声合成を実現してきました。今般、この提携関係をさらに深めるため、提供範囲を車載分野にとどまらず、非車載領域にまで拡大することになりました。これにより、セレンス社の最先端の会話型AIや生成AIソリューションに、エーアイの最新音声技術が追加されます。
音声技術の未来を共に切り開く
この連携は、長期的なパートナーシップに基づき、革新的なソリューションの提供が中心となります。両社は、顧客への価値提供を最優先にし、今後の音声技術の発展を一緒に推進していく意向です。
セレンス社について
セレンス(Cerence Inc.)は、AIを活用した直感的でシームレスな体験を自動車および交通機関で提供するグローバルリーダーです。数十年にわたる音声認識の専門知識を活かし、ドライバーや同乗者により安全で便利な移動手段を実現するための統合的な体験を提供しています。セレンス社の技術が搭載された自動車は、全世界で5億2,500万台を超え、世界中の自動車メーカーや交通機関と連携して次世代のユーザーエクスペリエンスを推進しています。
さらに、マサチューセッツ州バーリントンに本社を置く同社は、広範な地域で事業を展開し、AIイノベーションの可能性を追求しています。詳細は、
セレンス社の日本語ウェブサイトでご確認ください。
最後に
エーアイとセレンス社の提携によって生まれる新しい音声技術は、私たちの生活にどのような変革をもたらすのか。また、技術が進化することで、これからの未来の移動がどのように変わっていくのか、その動向に注目が集まります。音声技術の進化がもたらす新しい体験を、ぜひ楽しみにしていてください。