『Tail of Riddim』の魅力
2025-11-14 12:53:39

レゲエとストリート・カルチャーの歩みを辿る『Tail of Riddim』の魅力

日本のレゲエ文化を支えたパイオニアの物語



レゲエとストリート・カルチャーの深い関わりについて、新たに出版された書籍『Tail of Riddim』が注目を集めています。この本の著者である石井“EC“志津男は、日本におけるレゲエシーンの中心人物として、その足跡を自らの体験を通じて語ります。

書籍の内容とその背景



『Tail of Riddim』は、1979年から2020年までの日本のレゲエとストリート・カルチャーの変遷を記録した貴重な一冊です。著者は、フリーペーパー『Riddim』の発行、ミュート・ビートのマネジメント、数々の音楽イベントの開催によって日本のレゲエ文化に大きな影響を及ぼしてきました。

この書籍は、石井氏が行ってきたインタビューの集大成でもあります。聞き手を務めたのは、故・川勝正幸と下井草秀の文化デリック、アーティストのILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB)、USUGROW、若林廣之(POSSESSED SHOE)、八幡浩司(24×7 RECORDS)、有太マンなど、多彩なメンバーです。これにより、レゲエシーンに関わる様々な角度からの貴重な証言が盛り込まれており、読みごたえがあります。

書籍には加え、映画『ロッカーズ』の日本初公開時のポスターや、石井氏が手がけたイベントポスター、さらにはミュージシャンのポートレートやディスコグラフィーなど、数多くの貴重な資料がカラーページで展開されています。

発売記念イベントの詳細



この書籍の発売を記念して、2025年11月21日には渋谷クラブクアトロでスペシャルライヴイベントが開催されます。出演者にはMatt Sounds、HOME GROWNなどのライブバンドに加えて、元DETERMINATIONSのホーンズ、高津直由、UKからはビティ・マクリーンも来日予定です。また、石井氏と親しいアーティストたちも参加し、会場は高揚感に包まれることでしょう。チケットはすでに発売中で、ファンにとっては見逃せないイベントです。

書籍やイベントの魅力



書籍『Tail of Riddim』は、レゲエとストリートカルチャーの融合を理解するための重要な資料です。その内容はただの歴史的な記録にとどまらず、実際に関わったアーティストや関係者の声を通じて、文化がどのように形成され、育まれてきたのかを深く理解できる内容となっています。

また、イベントの開催は、過去の文化を現在に蘇らせる貴重な機会です。音楽を通じて交流を深める場となり、多くのファンが集うことが予想されます。レゲエを愛するすべての人にとって、見逃せない一刻となるでしょう。

最後に



日本におけるレゲエの歴史や文化は、石井“EC“志津男のような先駆者たちによって築かれてきました。『Tail of Riddim』を手に取ることで、彼の体験だけではなく、同じように情熱を持ったアーティストやファンたちのストーリーに触れることができるでしょう。そして、これを機に新たなレゲエ文化の理解を深め、今後の活動に活かしていくことが大切です。今後の展開が楽しみなこの文化の未来に、ぜひ目を向けてみてください。


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