品川CCブルザイズとKohMoriがスポーツ界に新たな挑戦、2025年シーズンに向けた提携発表

品川CCブルザイズとKohMoriの新たな挑戦

アメリカンフットボールチームの「品川CCブルザイズ」と、スポーツクラブ経営の支援を行う「合同会社KohMori」が、2025年度シーズンからの新たな提携「Growth Driven Partnership」を締結しました。この提携は、関係者が一つの目標に向かって協力し、中小規模クラブの持続可能な成長を支援することを目的としています。

提携の背景

ブルザイズは、地域に根ざしたクラブであり、トップリーグであるX1Super昇格を目指しています。しかし、選手の多くが社会人として活動しながら競技を続ける状況では、安定した運営体制や収益基盤の強化が不可欠です。そこで、KohMoriの代表であり選手でもある好田盛也氏が新たにブルザイズの一員として加わり、両者のビジョンが一致することになりました。

Growth Driven Partnershipとは？

「Growth Driven Partnership」は、単なるスポンサーシップの枠を越えて、経営戦略や収益モデルの構築、地域との接点づくりを多角的に支援するプログラムです。KohMoriは、実績豊富なアスリートやコンサルタントによって、ブルザイズの収益モデルの強化と支援者の開拓を行い、地域や企業との関係構築に貢献します。この新しいアプローチによって、「グレーター品川のヒーロー」の実現を目指します。

プロフィールとビジョン

ブルザイズは1993年に設立され、1997年度からNFLグリーンベイ・パッカーズの市民株主制度を応用した複数オーナー制度を導入し、2022年に品川カルチャークラブに合流しました。現在は、地域総合スポーツクラブとして多方面で活動し、大きな目標としてX1Super昇格を掲げています。

これに対し、KohMoriは2021年に設立され、アスリートが経済的に自立できるような環境づくりに注力しています。彼らは、不動産やコンサルティング事業を通じて、スポーツクラブと連携し新たな価値を創出しています。双方の目的は、アスリートが持続可能な競技環境で活躍できる社会を実現することです。

品川CCブルザイズのGM、岸原直人は、「新しいパートナーシップに心から感謝しています。経済的自立を進め、競技環境の向上を実現するために全力を尽くします」とコメントしました。一方、KohMoriの好田盛也も「共に挑戦できることを嬉しく思っています。地域との関係強化や持続可能な成長の実現に力を注ぎます」と、強い決意を語っています。

今後の展望

好田氏が選手として初めて出場する2025年Jr Pearl Bowlトーナメントの初戦が、2025年5月10日土曜日13時30分から富士通スタジアム川崎で開催されます。この試合に向けて、ブルザイズの選手たちは心を一つにして準備を進めるとのことです。地域の皆様やファンの応援が、新たなステージへの大きな力となるでしょう。

これからの取り組みを見逃さず、この新しい時代に加わるブルザイズの挑戦を見守りたいですね。