フォロフライとASF社、革新的なEV資本提携を発表
フォロフライ株式会社(以下、フォロフライ)とASF株式会社(以下、ASF社)が、日本初となるEVスタートアップ同士の業務資本提携を発表しました。この提携は、国内のEV市場における競争力を強化し、持続可能な交通インフラの構築を目指すものです。
提携の背景と目的
最近の米国ではトランプ政権による高関税政策が影響を及ぼしており、日本のEV市場ではさまざまな補助金政策が進められています。こうした状況の中、フォロフライとASF社は互いの技術とノウハウを活かし、EVの普及体制を築くために提携を決意しました。
この提携を通じて、フォロフライはASF社に対して資本出資を行ない、小間裕康代表がASF社の経営にも参画します。また、フォロフライはASF社に対し、EV開発や生産に関する技術支援を提供し、両社のアフターサービスや自動車整備ネットワークを連携させることで、顧客満足度の向上を目指します。
具体的な取り組み
今後、フォロフライはASF社の軽VANモデルを自社の製品ラインに加え、相互の専門知識を駆使した共同開発も進めます。また、EV業界が抱えるメンテナンスやアフターサービス体制を強化し、日本国内でのEVの普及に貢献していく予定です。
特に物流分野においては、通常の配送事業と比べて排出ガスゼロのEVが多く活用されることで、脱炭素化の推進にもつながります。
コメントから見る両社のビジョン
ASF社の代表取締役社長、飯塚裕恭氏は「フォロフライ社との協業が市場拡大に繋がることを期待しています」とコメントし、自社の強みを活かしたサービス提供に意欲を示しました。さらに、両社が連携することで顧客満足度を向上させることができるとの見解も示しています。
一方、フォロフライの小間裕康代表もコメントを発表し、「クリーンなEV配送を実現することで、人にも環境にも優しい持続可能な社会の実現を目指します」と語りました。
企業の概要
フォロフライ株式会社
- - 設立:2021年8月3日
- - 代表:代表取締役小間裕康
- - 資本金:16億976万円
- - 本社:京都市
- - 業種:電気自動車の開発・販売と環境対応型インフラサービス
ASF株式会社
- - 設立:2020年6月
- - 代表:代表取締役社長飯塚裕恭
- - 資本金:2億5000万円
- - 本社:東京都千代田区
- - 業種:電気自動車の製造と販売、バッテリーリース事業
両社の提携により、EV市場での新たな試みが期待されます。これからどのようにバトルを繰り広げ、顧客に優しいEV社会を実現していくのか、注目です!