新感覚の打楽器「ハンドルドラム」が万博で初公開！音と光を融合した音楽体験

音楽の未来を感じる「ハンドルドラム」の魅力

音楽は心を豊かにし、人と人を結びつける力を持っています。しかし、楽器演奏には技術的な壁があると感じる人も多いのが現実です。そんな中、ソニーは新たな打楽器「ハンドルドラム」を発表し、音楽の楽しみをより多くの人に届けるべく、2025年4月25日、EXPO 2025 大阪・関西万博で初公開します。

「ハンドルドラム」とは？

「ハンドルドラム」は、軽量・小型化されたハンディタイプの打楽器です。叩くことによって生まれる音を、色や光、振動として感じることができる新しい体験を提供します。これはソニーが誇る「ハグドラム」のコンセプトを進化させたもので、音楽を通じてすべての人が一体感を味わえるようにデザインされています。

インクルーシブデザインの取り組み

本プロジェクトは、クリエイティブセンターとソニー・ミュージックエンタテインメントが協力し、インクルーシブデザインの理念に基づいています。多様なバックグラウンドを持つ人々が音楽を楽しむための設計思想は、楽器への心理的なハードルを下げ、誰もが自由に楽しめる場を作ることを目指しています。

大阪万博での展示内容

イベント当日は「ハンドルドラム」の他にも、「ハグドラム」や「ウルトラライトサックス」などが展示されます。特に「ウルトラライトサックス」は、鼻歌を歌うだけで演奏が可能な楽器で、人々に音楽の楽しさを再発見させることでしょう。

さらに、演奏イベント「ゆるミュージックほぼオールスターズ」も行われ、13:00から30分間にわたり、トミタ栞さんやヤナさんが参加します。彼らのパフォーマンスを通じて、観客は新たな音楽の楽しみ方を体験できるでしょう。

目指す未来

ソニーのデザイン部門は、音楽を通じたコミュニケーションの形を探求し続けています。「ハンドルドラム」がもたらす新たな体験は、音を感じ、楽しむ多様な方法を提供します。リズム感や音感がなくても、気軽に楽器を楽しめるように設計されています。

「『こういう音楽が好きだ』と思うと、同じような感覚を持った人が集まってきて、自然に演奏を始めることができる」と、クリエイティブセンターのデザイナーは語ります。このように、ソニーは今後も人々の心をつなぐデザインを追求していくことでしょう。