自然と歴史の美と挑戦が交錯する飛騨高山ウルトラマラソン

岐阜県高山市で6月8日（日）に開催される第13回飛騨高山ウルトラマラソンが、全国から3,700人のランナーを迎えての壮大なレースが繰り広げられます。71kmと100kmという二つの過酷なコースを制限時間内に完走することが求められ、参加者たちはそれぞれの挑戦を胸に、歴史的な街と美しい自然を駆け抜けていきます。

飛騨高山ウルトラマラソンとは？

このマラソンは、日本一広大な面積を誇る高山市内で行われ、急勾配のコースが特徴です。多くのランナーから高い評価を受けているこの大会は、ただのレースにとどまらず、飛騨高山の伝統的な町並みや豊かな自然、そして地域住民からの温かい声援が得られることで、心に残る体験を提供しています。

大会の見どころ

1. 歴史ある街並みと圧巻の絶景コース

スタート地点は、歴史的な古い町並みや朝市の近く。古風な街並みを横目に見ながら走る感覚は、まさに観光客さながらの楽しさです。その後、北アルプスを望む高原の景色や美しい田園地帯を通過するこのコースでは、「走る絶景」を体感することができます。新緑が輝くこの季節、自然と一体感を覚えながら走ることができる素晴らしい機会です。

2. 地元の“おもてなし”

沿道では、地元の方々がランナーを応援し、また地元特産品を使ったエイドステーションも充実しています。ここでは、よもぎうどんや火畑そば、さらには飛騨の名物・とらふぐの唐揚げが提供され、ランナーたちのエネルギー源となってくれるでしょう。特に60km地点では、地元の名産「飛騨牛」を味わうことができる特別なステーションが設置されており、完走を目指す選手たちを力強く後押しします。

3. 挑戦と達成感

この大会の完走率は例年約60〜70%と過酷で、簡単にはゴールにたどり着けません。しかし、そのためこそ、ゴールラインを超えた瞬間の感動は格別です。完走した選手には、オリジナルの完走メダルが贈呈されるため、挑戦の証が手元に残る喜びもあります。

大会当日は、周辺住民にも早朝からお手伝いいただくため、交通規制やシャトルバス運行などの不便が生じますが、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

飛騨高山の自然を心から感じながら走るランナーたちに、あなたも熱い声援を送りませんか？