江戸時代の和歌占いをオンラインで体験しよう
成蹊大学の平野多恵教授が指導するゼミが、一際注目を集めています。日本の古典文学に焦点を当てたこのゼミでは、時代を超えた魅力ある文化を現代に伝えようと日々活動しています。今年のテーマは、鴨長明の著作『方丈記』。その研究成果を、2025年1月20日に開催される「第5回ゼミ祭」にて発表する予定です。特に特筆すべきは、このイベントにオリジナルのオンライン占い「開運☆せいめい歌占」が加わることです。
この和歌占いは、江戸時代に由来し、参加者が自身の運勢を知ることができる貴重な機会。日本史に名を残す陰陽師、安倍晴明に関連した占いは、成蹊大学でしか体験できない特別なものです。この占いをもとに、ゼミ生が占い師となって新年の運勢を占います。
開催概要
- - 開催名:第5回ひらのゼミ祭―せいめい歌占☆新年厄除け開運イベント―
- - 日時:2025年1月20日(月)17:00~21:30
- - 定員:先着60名(事前予約制、各回30分)
- - 参加費:無料
- - 予約サイト:ゼミ公式ウェブサイト
このイベントは完全にオンラインで行われ、参加者はZoomを通じてゼミ生との対話を楽しむことができます。各人10分間の個別占いセッションに分かれ、ゼミ生が読み解いた和歌を通じて、参加者の運勢をお伝えします。
参加方法と特典
ゼミの公式サイトで予約を行い、運勢を知るために新たな和歌と出会いましょう。また、ゼミ生たちが制作した『方丈記』に関する紹介動画もウェブサイトで公開予定ですので、ぜひチェックしてみてください。
さらに、平野ゼミは「ジャパンナレッジ」と提携し、ウェブ上でいつでも歌占を行えるアプリ「開運☆せいめい歌占」を2018年から運営しています。このアプリには、「もっと開運アドバイス」コーナーがあり、ゼミ生が寄せられた悩みに対して和歌を通じたアドバイスも行っています。興味のある方は、
こちらからアクセスしてみてください。
新刊のご紹介
心強いのは新刊の情報です。2024年12月18日に出版される『くずし字がわかる あべのせいめい歌占』では、くずし字に親しむことができ、誰でも簡単に和歌占いを試みることができるよう工夫されています。この本は平野ゼミの協力によって作成され、特に和歌占いのメッセージやお悩み相談の部分においても学生の知恵が詰まっています。
お楽しみのオンライン占いと、新刊が揃い踏みするこの機会に、ぜひ成蹊大学のゼミ祭に参加し、江戸時代の文化に触れてみてはいかがでしょうか。新年の運試しに最適な時間となることでしょう。