自動車業界の未来を創る若者たち
2025年7月18日、静岡県の富士スピードウェイにて、株式会社Fennelと株式会社日本レースプロモーションが主催する自動車・モータースポーツ業界特化型の「e-Motorsports合同就職EXPO」が開催されました。本イベントには、154名の就活生が参加し、全国の企業との貴重な出会いの場を提供しました。ここでは、就職活動における新たな接点を築くことを目的としており、特にモータースポーツに関心のある若者たちにとって、重要な機会となりました。
充実したイベント内容
当日は、自動車関連の職種を目指す大学生や専門学生が集まり、熱意を持って参加。出展企業は、自動車メーカーやレースチーム、パーツサプライヤーなど、業界を代表する15社が揃いました。各社のブースでは、製品の実物を用いた説明会や、現場で活躍する技術者によるトークセッションなどが行われ、参加学生が直接質問できる形式が特徴的でした。
例えば、自動車メーカーの担当者からは、クルマづくりにかける情熱や業界の最新トレンドについて直接話を伺うことができるため、学生たちは新たな視点を得ることができたようです。特に、「自動車業界に戻りたい」「モータースポーツの発展に寄与したい」といった明確な意志を持つ学生たちと企業側の熱い対話が交わされていました。
参加学生の実情
参加した学生は、具体的には2026年および2027年卒業予定の方々が多く、整備や開発、レース関連などの職種を志望しています。特に地方からの参加も多く、静岡県、神奈川県、東京都といった地域の枠を超えて、愛知や千葉、埼玉、九州など多岐にわたる出身者が集まりました。
また、学生たちはブースを平均5.6社訪問しており、自らの意見を持ちながら能動的に情報収集を行っていたようです。例えば、自動車整備系の学生からは、「実際の製品を見ながらの説明により、業界のリアルな声を知れた」という感想が寄せられました。さらに、HRCの田辺氏といった業界の著名人との出会いも、貴重な経験として学生たちの意識を高める要因となったようです。
出展企業と参加者の双方からのフィードバック
出展企業側からも参加学生の熱意が高く、質問を積極的に行う姿勢が印象に残ったとの意見が多く寄せられました。特に、自動車用品ショップの担当者は、「クルマ業界に対しての思いを再確認する機会として、非常に有意義な時間だった」とコメントしています。また、レースチームの担当者からは、「モータースポーツの進展に興味を持ち、チャレンジ精神を大切にする学生と出会えて嬉しかった」という意見もありました。
次回の予定とさらなる期待
このように、熱気あふれる交流が行われた本イベントは、次回の開催が2025年10月10日に予定されています。さらに規模を拡大し、多くの学生と企業が参加することが期待されています。次回は、より多くの学校からの参加者を募る予定で、自動車やモータースポーツに情熱を注ぐ若者たちにとって、さらなる出会いの場となることが予想されます。
この特別な機会で、ぜひネットワークの拡大や新たな一歩を踏み出してください。興味を持つ皆さんには、資料請求やイベント参加の申し込みをお待ちしております。