上方歌舞伎会の魅力
2025-08-15 11:42:43

大阪・国立文楽劇場で楽しむ上方歌舞伎会の魅力と演目

大阪・国立文楽劇場で楽しむ上方歌舞伎会



国立文楽劇場が位置する大阪では、伝統的な芸能が息づいています。特にここで行われる「上方歌舞伎会」は、多くのファンに愛されており、今年でその歴史は35回を迎えます。この公演は、若手俳優たちが大役に挑戦することで、上方歌舞伎の伝承を目的としています。普段は人形浄瑠璃や邦楽などが上演されるこの劇場ですが、毎年1回の特別な公演として、歌舞伎会が行われるのです。

今年の演目は、心に残るドラマとユーモアが詰まった二つの作品です。まずは『傾城反魂香』です。この作品は、近松門左衛門の名作で、夫婦の深い愛情と予想外の展開を描いています。特に今回は、片岡仁左衛門家による演出が特徴で、上方ならではの情緒が楽しめます。さらに、もう一つの演目『太刀盗人』は、狂言を元にしたコメディタッチの舞踊劇です。この二本立ては、観客に笑いと共感をもたらすことでしょう。

公演は2025年の8月23日(土)と24日(日)にかけて、2日間にわたり行われます。それぞれの公演は、12時と午後4時の2回、計4回の上演が予定されています。両演目が観られるので、どちらの回でも楽しむことができます。

チケットは全席均一料金で、特別価格の6,000円です。学生割引もあり、4,200円で購入可能です。購入は、国立劇場チケットセンターの電話予約やインターネット予約で受け付けています。長い暑い夏の後の涼しい空間で、優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。

また、演目に関する情報や俳優のコメントを掲載した公演プログラムも販売されており、500円で手に入ります。観劇前にぜひ購入し、演目への理解を深めてから楽しむことをおすすめします。

残暑が厳しいこの季節、冷房の利いた国立文楽劇場で、上方歌舞伎の魅力に浸りながら優雅なひとときを引き寄せてください。皆様の来場を心よりお待ちしております。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: 国立文楽劇場 片岡仁左衛門 名作歌舞伎

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。