革新の映画体験「LEDヘッドホンシネマ」が誕生！

新時代の映画体験が始まる

映画鑑賞の楽しみ方が大きく変わろうとしています。全国で「イオンシネマ」を運営するイオンエンターテイメント株式会社が、デジタルサイネージの技術を駆使し、全く新しいスタイル「LEDヘッドホンシネマ」を導入することを発表しました。これは映画館がない地域でも新作映画を楽しむことを目的とした取り組みです。

新しい映画鑑賞スタイルの誕生

「LEDヘッドホンシネマ」は、映画観賞をまったく新しい形で提案します。特徴的なのは、約2年の歳月をかけて開発されたLEDビジョンと、周囲に音が漏れない専用ヘッドホンの組み合わせ。このシステムにより、観客は高品質な映像と音響を体験できるだけでなく、周囲を気にせずに没入した映画鑑賞が可能になります。

DCI認証を取得した高品質LEDビジョン

このLEDビジョンはHDRに対応し、映画上映の厳しい基準を満たすことが求められます。特に、今回のプロジェクトでは日本企業として初めて、HDR対応のDIRECT VIEW型LEDビジョンに対してDCI認証を取得。これにより、最新の映画が持つ魅力を忠実に再現することができるのです。

設置の柔軟性と快適な観覧環境

従来の映画館のような大掛かりな設備を必要としないため、数日で会場の設営と撤去が可能。これにより、さまざまな場所で上映が行える柔軟性を持っています。例として、人工芝を敷いた鑑賞スペースでは、観客は自由な位置や姿勢で映画を楽しむことができます。お子様連れでも気軽に参加できる環境が整っています。

初回上映の概要

「LEDヘッドホンシネマ」の第1回上映は、埼玉県のイオンタウン吉川美南にて2025年8月1日からスタートします。上映作品には、全国的にヒットしている『パウ・パトロールパウ・パーティー in シアター 2025』が選ばれ、さらに8月15日からはディズニー＆ピクサーの最新作『星つなぎのエリオ』も上映予定です。観客数は50から100名に対応し、１日あたり5～6回の上映が行われる予定です。