日本人の身体活動調査
2025-12-05 12:07:23

活動量計が明らかにした日本人の身体活動実態とは?

日本人の身体活動の実態



近年、運動不足が社会問題となっていますが、具体的に日本人はどのくらい身体を動かしているのでしょうか。その実態を解明するために、笹川スポーツ財団と明治安田厚生事業団は、全国規模の調査を行いました。この調査は、2023年度から始まり、2024年11月にかけて実施されました。その結果をまとめた報告書が発禁されました。

調査の概要



本調査では、全国47都道府県から無作為に抽出した5,400人を対象に、三軸加速度センサーを内蔵した活動量計を使って、身体活動を客観的に測定しました。調査結果を詳しく見てみましょう。

身体活動の実態



1. 中高強度の身体活動時間: 成人の中高強度身体活動時間は1日56.8分で、性別では男性が57.2分、女性が56.0分となり、ほぼ同じ値でした。

2. 低強度身体活動時間: 低強度の身体活動は、男性295.0分に対し、女性は377.3分と、女性の方が約80分長いことが明らかになりました。

3. 座位行動時間: 男性の座位行動時間は542.0分、女性は523.8分で、男性が約20分長い結果となりました。

4. 歩数: 男性の平均歩数は7,368歩、女性は6,693歩で、男性が約670歩多く動いていることが分かりました。

推奨身体活動量の達成率



そもそも、厚生労働省が示している推奨身体活動量は成人で1日60分以上、高齢者で1日40分以上ですが、この調査では全体で47.9%の人がその基準を満たしていることが分かりました。特に、成人の達成率は45.7%という然も低いもので、男性は47.2%、女性は44.6%と、実施者の割合が全体を通じて約60%に達していることが示されています。

結果に対する考察



調査結果には、運動やスポーツを行うことによって中高強度身体活動が増加する傾向が見られました。特に、運動・スポーツの実施者は、非実施者に比べて多く身体を動かしていることが明らかになりました。また、女性は日常の低強度身体活動が多くなっている傾向があり、そのため運動をしていない日常生活でも十分に体を動かしている可能性が示されました。

今後の展望



この調査は、2025年にも同様の規模で実施される予定です。国全体の健康増進のためには、各自がもっと身体を動かすことが重要ですが、具体的なデータをもとに政策を形成し、国民の身体活動量を向上させる方策が求められています。このような取り組みが、より健康な社会を築く手助けとなることでしょう。

公式ウェブサイト



詳細や今後の展開については、笹川スポーツ財団の公式サイトをチェックしてみてください。


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