テクノシーンの旗手、シャーロット・デ・ウィットが遂にデビューアルバムをリリース
テクノの女王、シャーロット・デ・ウィットが自らのレーベル「KNTXT」から自身の名を冠した待望のデビューアルバムをリリースしました。彼女は『DJ Mag Top 100』で6年連続の世界1位を獲得するという輝かしい実績を持ち、その影響力は計り知れません。今回のアルバムは、彼女がロサンゼルスで行った公演中に発表されたもので、特に注目されるのは、11月5日にグラミー・ミュージアムで行われた「A Conversation With Charlotte de Witte」というトークイベントからスタートしたことです。
彼女は約15年にわたり、歴史的なパフォーマンスや25枚以上のEPを通じてテクノシーンをリードしてきました。シャーロットは、音楽的アイデンティティを表現する新たな方法として、アルバムというフォーマットを選びました。彼女は次のように語ります。「私は心からクラバーです。クラブこそが自由でつながりを生み出し、アイデンティティを発見する場所なのです。このアルバムは、ダンスフロアの反映であり、私が誰で、どこから来たのか、何が私を駆り立てるのかを示すものです。」
このアルバムは、一見自己中心的な作品としても捉えられます。幅広い層を意識することなく、自分の内なる声に従って作り上げた音楽は、誠実さに満ちています。「生々しく、リアルで、エモーショナル。これが私です。」と、シャーロットは強調します。彼女にとって、このアルバムは無数の夜とビートが続く世界への招待状でもあるのです。
アルバムには、アシッド感満載の「The Realm」、パワフルなオルガンが印象的な「No Division (feat. XSALT)」、さらにはComma Deeとのコラボレーション曲「The Heads That Know」など、全11トラックが収録されています。これらの楽曲は、VogueやBBC 6 Music、Resident Advisorなどからも絶賛され、アルバムの多様性とパワーを伝えています。
シャーロットは、最近ポップアップ・イベント「シティ・テイクオーバー」を通じてアルバムのプロモーションも行っています。中でも、ニューヨークでの公演はすぐに完売となり、ロンドンでも同様の成功を収めました。彼女はさらに、Tomorrowlandメインステージでのオープニングとクロージングを同日に務めた初めてのアーティストとして、その名を再び歴史に刻みました。最近では、母国ベルギーのFlanders Expoで2026年に公演を行うことを発表し、さらに新たに追加公演が行われることが決定しました。
これらの公演は、シャーロットにとってアーティスト生活15周年を祝う意味でも大きな意義を持ちます。彼女のキャリアは順調に進展しており、これからも新たな挑戦を続けていくことでしょう。
リリース情報も見逃せません。アルバム『Charlotte de Witte』は現在配信中。詳細は
こちらから確認できます。
Tracklist
1. The Realm
2. No Division feat. XSALT
3. Vidmahe
4. Memento Mori
5. Become
6. The Heads That Know feat. Comma Dee
7. Higher
8. Domine
9. After The Fall feat. Lisa Gerrard
10. Hymn
11. Matière Noire feat. Alice Evermore
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テクノ界の新星であるシャーロット・デ・ウィットが贈る音楽の旅路に、ぜひご注目ください。