心をつなぐ音楽の力「ホワイトハンドコーラスNIPPON」
2025年8月3日、日本テレビ主催の「汐留サマースクール2025」にて、特別なコンサートが開催されます。タイトルは「手と声で歌う!ホワイトハンドコーラスライブ」。このイベントは、平和をテーマにした音楽を通じて、心のつながりを深める貴重な機会を提供します。特に注目されるのは、障がいを持つ子どもたちを含む多様なメンバーで構成される「ホワイトハンドコーラスNIPPON」のパフォーマンスです。
コンサートの詳細
このコンサートは、日本テレビ汐留本社の2FホールABで、13:00から13:45までの間に行われます。約20名の子どもたちが、一生懸命に準備した「希望の歌」(作詞:やなせたかし、作曲:信長貴富)を披露します。さらに、今回は特別ゲストとして、日本テレビのキャスター、瀧口麻衣アナウンサーも参加し、一部の曲では手話を用いた表現も行われます。このように、手話と歌が融合したユニークなパフォーマンスは、観客に新たな感動を与えることでしょう。
障がいへの理解と共感
「ホワイトハンドコーラスNIPPON」は、すべての子どもたちに音楽の喜びを知ってもらうために活動するインクルーシブな合唱団です。メンバーには、ろう者や難聴者、全盲者、車椅子ユーザーといった多様なバックグラウンドを持つ子どもたちが参加しており、彼らはみんな一緒に歌うことの楽しさを分かち合っています。「エルシステマ」の理念に基づき、誰もが無償で参加し音楽を学べる環境が整えられています。このような取り組みは、音楽を通じて障がいに対する理解と共感を育む重要な役割を果たしています。
手歌(しゅか)の魅力
コンサートの中で特に注目されるのが手話による歌の表現、いわゆる「手歌」です。手歌では、手話の動きと歌声が一体となり、聴覚に障がいがある方々にも届くメッセージを届けます。この形式のパフォーマンスは、観る者に深い感動を与えるだけでなく、さまざまな立場の人々が共に音楽を楽しむことの大切さを教えてくれます。
開かれた参加体験
参加希望者は、2025年7月1日から公式募集サイトを通じて申し込みが可能で、先着順での受付となります。この貴重な体験を通じて、音楽の力を実感し、共に平和を願う思いを共有することができるでしょう。
未来へ続く活動
このコンサートは、単なるパフォーマンスにとどまらず、未来を担う子どもたちに手話や平和について考えるきっかけを与えるものです。2023年にはキッズデザイン賞を受賞し、2024年にはウィーンでの国際賞も控えており、ますます注目が高まっています。音楽を通じて、平和への祈りを込めた素晴らしいひとときを、一緒に楽しんでみませんか。詳細は
こちらの公式ウェブサイトで確認できます。