名曲の誕生秘話
2025-05-12 12:45:19

昭和名曲の背後にある物語を紐解く特別番組の魅力

番組の魅力を掘り下げる



5月14日(水)に放送される特別番組『そのとき、歌は流れた』では、昭和の名曲が生まれた背景や、その曲に込められた思いを歌のレジェンドたちが語ります。今回は小柳ルミ子さんと川中美幸さんを迎え、彼女たちの名曲誕生秘話に迫ります。

昭和の名曲『瀬戸の花嫁』誕生秘話



小柳ルミ子さんは、自身が歌う名曲『瀬戸の花嫁』について、作詞家の山上路夫さんと作曲家の平尾昌晃さんがそれぞれ独自に曲と歌詞を作成したことを明かします。「通常は曲先か詞先で進むのですが、両者が別々に作り上げた結果、見事にぴったりと合ったのです。その瞬間、背中に電流が走るような感覚を覚えました」と語る彼女の言葉には、プロセスの不可思議さと美しさが込められています。名曲の誕生には、様々な偶然や運命が絡み合っていることを教えてくれます。

川中美幸の愛の形



一方、川中美幸さんはデビューから52年を迎え、特に心のこもった曲として『遣らずの雨』を挙げます。「この歌に出会ったときには鳥肌が立ちました。曲を朗読した瞬間、映画の映像が目に浮かびました。」 と、言葉を綴る彼女の表情には、深い愛情と敬意が滲みます。しかし、意外にも関係者からは「演歌としては聞こえない」との反応もあったことを赤裸々に告白。「この曲は私自身の世界ではないと言われた時は、本当に権威のない世界で唱えることの難しさを感じました」と打ち明けます。

『ふたり酒』と両親への絆



川中美幸さんはさらに、名曲『ふたり酒』についても思いを語ります。「この曲が生まれたのは24歳のときで、『生きてゆくのがつらい』という男口調のフレーズが少し嫌でしたが、実は両親のことを想って歌っていました。母がこの歌を聴いて泣いているのを聞いた瞬間、『この曲はきっと売れる』と確信しました」と語る彼女の言葉には、歌とは根底に強い愛情があることが感じられます。さらに彼女は、最近のステージで番組MCの太川陽介さんの楽曲を披露したエピソードも交え、音楽の幅広いアプローチについて触れています。

母の日特集と他の出演者



放送では、母の日特集もあり、多くの名曲が当時の感情を運びます。田川寿美の『おかあさん』、青山新の『円山・花町・母の町』、ベイビーブーの『前略おふくろ』、神園さやかの『秋桜』など、多彩なアーティストが登場します。各曲ごとのストーリーや背景を知ることで、より深く名曲を楽しむことができるでしょう。

番組概要



この特別番組は、昭和の名曲がどのようにして生まれたのか、当時の世情が反映されているのかを探ります。太川陽介さんと吉川美代子さんのMCで、様々なアーティストと共に記憶に残る歌声をお届けします。放送時間は5月14日(水)夜8時から9時54分までお楽しみください。

昭和がもたらしたレガシーの一端を味わい、あの時代を懐かしむ旅に出かけましょう。


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