2025年秋レジャーは「食欲の秋」が大人気！車中泊の動向も探る

2025年秋レジャーは「食欲の秋」が大人気！

株式会社ホンダアクセスが行った「秋レジャーと車中泊に関する調査2025」によると、この秋のレジャーは「食欲の秋」という結果が浮かび上がりました。自家用車を持つ20歳から69歳のドライバーを対象に行われた調査では、多くの人が季節の味覚を楽しむことを期待しているようです。

食欲の秋が人気

調査では「今年の秋はどのような秋にしたいか」という問いに対して、「食欲の秋」が36.8%と最も多くの支持を得ました。続いて「行楽の秋」（21.4%）や「読書の秋」（17.3%）がランクインし、多くの人が秋の楽しみを求めています。その中でも、特に20代の女性からは「食欲の秋」との回答が49%と高く、食に対する関心が伺えます。

レジャー予算が減少傾向

一方で、今年の秋レジャーの予算は平均23,433円となり、昨年から減少傾向が続いています。多くの人が「5千円未満」や「1万円～3万円未満」といった価格帯を選ぶ中、全体的に物価高や不景気が影響しているようです。「昨年と比べて少ない」と答えた人も14.1%あり、約7割は変わらないという結果になりました。

秋レジャーの楽しみ方

秋にクルマで行きたいレジャーでは、「食べ歩き」が最も人気を集めました（28.8%）。その後は「温泉街散策」（21.2%）や「紅葉狩り」（20.3%）が続き、特に「紅葉狩り」に対しては日光や香嵐渓、箱根が人気スポットとして挙がりました。

車中泊の実態

調査では、車中泊を経験したことがあると答えた人は27.8%、特に20代男性ではその割合が42%に達しました。また、車中泊をする際には「道の駅」が利用されることが多く、地元の美味しいグルメを楽しむことが人気となっています。車中泊の際にはブランケットやスマートフォン充電ケーブルが必需品として挙げられました。

愛犬とのレジャー

愛犬を連れてのレジャーも注目されています。犬を飼っている人の約64%が愛犬と一緒にレジャーを楽しみたいと考えており、「ドッグラン」や「ドッグカフェ」が人気の理由です。愛犬連れにとって、安全な車内は欠かせないため、特定のアクセサリーの利用が進んでいます。

まとめ

この調査結果から、2025年の秋レジャーは「食欲の秋」が中心となり、誰もが楽しみを求めてドライブや行楽を計画している様子が伺えます。物価高の影響で予算は抑えられる一方で、若者たちを中心に愛犬とのレジャーや、車中泊のスタイルが広がりを見せていることから、これからの秋の楽しみ方に多様性が出ています。食べ歩きや紅葉狩り、家族や愛犬との旅行を通して、秋の魅力を存分に享受したいものです。