狂言全集の魅力
2025-09-30 12:28:27

伝統を超えた笑いと風刺!山本東次郎が魅せる『狂言全集』の魅力

狂言全集の魅力を体感しよう!



2025年10月25日、川崎市にある川崎能楽堂で行われる『第17回狂言全集』は、芸術と人間の本質を深く掘り下げた狂言の魅力を届ける絶好の機会です。人間国宝の山本 東次郎氏がシテを演じる「萩大名」をはじめ、貴重な演目が多数上演されるこのイベントは、狂言初心者からマニアまで全ての観客に新たな発見を提供します。

狂言とは?


狂言は日本の伝統芸能の一つで、古くから様々な場面を笑いに変えて表現しています。人間の愚かさや悲しさを面白おかしく描写し、観客に考えさせる哲学を内包しています。この度の『狂言全集』では、約200作品の中から厳選された演目が披露され、見る者をワクワクさせることでしょう。

上演演目について


この日のメインイベントは、次の三つの作品です。全て異なる視点から人間の本質を描き出します。

1. 萩大名(はぎだいみょう)


  登場するのはある大名。領地の問題で長い間都での暮らしを強いられていた彼は、気分転換を求め、太郎冠者に庭の美しさを堪能するよう勧められます。しかし、庭主の風流さには驚きながらも、和歌を覚えられない悲劇的なおかしみが観客に笑いを誘います。大名の内面や人間の悲しさが共鳴する一幕です。

2. 右近左近(おこさこ)


  豊作を喜ぶお百姓の右近が、牛を巡るトラブルに巻き込まれます。口達者の左近に対抗しようとする右近の試行錯誤は、コミカルな展開となり、観客を飽きさせません。シンプルな日常の中に潜む人間の本質を見つけ出す演目です。

3. 禰宜山伏(ねぎやまぶし)


  禰宜(神官)が茶屋での一幕が展開され、山伏との勝負を通じて人間の欲望や罵りを描きます。この作品は緊迫感を持ちつつも、ユーモラスな要素が随所に散りばめられており、観客を引き込みます。

特別トークも楽しめる!


演目終了後には、山本 東次郎氏による特別なお話が用意されています。狂言を初めて見る方でも理解しやすく、また興味をそそる内容で、狂言の世界にさらなる深みを加えます。

公演情報


  • - 公演日: 2025年10月25日 (土)
  • - 開場時間: 13:30 / 開演時間: 14:00 / 上演時間: 約2時間
  • - 会場: 川崎能楽堂(神奈川県川崎市川崎区日進町1-37)
  • - 出演者: 山本 東次郎、山本泰太郎、山本則重など、豪華メンバーが勢揃い!

チケット情報


チケットはカンフェティにて販売中です。正面席は3,500円、脇正面・中正面席は3,000円という価格で、全席指定となります。詳細は公式サイトをチェック!

ワクワクする伝統芸能の世界


『第17回狂言全集』は、単なる演目の上演ではなく、日本文化・芸能を深く感じるチャンスです。ぜひ御覧いただき、狂言の奥深さを体感してみてください!社会の喧騒を忘れさせる伝統の持つ力を、舞台の上で感じることができるでしょう。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 川崎能楽堂 山本東次郎 狂言全集

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。