女性活躍推進に向けた業界横断的な取り組み
2025年3月8日の「国際女性デー」に合わせて、株式会社ファミリーマート、コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社、株式会社明治の3社が共同でオンラインイベントを実施しました。このイベントは、女性の活躍をテーマにしたもので、多様性を尊重する企業文化を体現するものとして注目を集めています。
国際女性デーは、女性の社会的な地位向上と活躍を祝い、1880年代に始まった運動に由来しており、国連によって1975年に正式に制定されました。この日を通じて、女性の成果を称え、今後の課題を考える重要な日として位置づけられています。
業界の垣根を超えたコラボレーション
今回のイベントには、ファミリーマートの武蔵芳枝氏、コカ・コーラボトラーズジャパンの永井優行氏、明治の山口恭子氏といった3社の代表者が登壇し、女性活躍推進に関するそれぞれの取り組みや経験を語りました。
ファミリーマートはこれまでにも他企業と連携したイベントを数多く行っており、特にコカ・コーラボトラーズジャパンとは、SDGsに基づく協力関係を築いています。明治とは、2024年の3月に東京都内のファミリーマート店舗でフェムテック商品を展開することから協力が始まりました。今回は、その成果として行われた共同イベントです。
部長職層によるパネルトーク
イベント当日、各社の部長職層がステージに立ち、「多様性を活かした組織づくり」や「男女問わず活躍できる職場環境の整備」といったテーマについて意見を交換。参加者は異なる業界のリーダーたちの率直な意見を聴き、さまざまな視点から新たな気づきを得られる貴重な機会となりました。
特に印象的だったのは、「男性も女性活躍推進に関わるべきだ」という参加者の意見です。国際女性デーのイベントだからといって、女性だけに任せるのではなく、男性の積極的な参画が求められると感じたとの声がありました。
参加者の反響
参加者の声には、イベントの意義を再確認するものが多く、多様な視点から生まれる施策の重要性について理解が深まったという意見が多く寄せられました。ある参加者は「今後のキャリアを描くためのヒントがもらえた」と語り、また別の参加者は「無意識にバイアスをかけている可能性を認識できた」と述べ、自己反省の機会としても捉えられました。
まとめ
ファミリーマートとコカ・コーラボトラーズジャパン、明治が連携したこのイベントは、女性活躍推進の重要性を再認識できる貴重な場でした。各社のリーダーシップや多様な価値観がどのように業界の枠を超えて広がり、成果を上げるかが今後の大きな課題として浮き彫りになりました。参加した200名の社員は、今後の組織運営や自身のキャリア形成において、この経験を活かしていくことでしょう。
ファミリーマートは「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のもと、今後も地域社会に寄り添いながら、すべてのお客さまが心地よく過ごせる空間を目指して努力していく考えです。