『バビル２世COMPLETE DVD BOOK vol.4』最終巻発売！姫野美智の魅力を探る

『バビル２世COMPLETE DVD BOOK vol.4』が遂に発売

本日、2025年6月3日に、ぴあ株式会社から「バビル２世COMPLETE DVD BOOK vol.4」がリリースされました。この最終巻は、多くのファンが待ち望んでいた内容であり、特に注目すべきはアニメーター兼イラストレーターの姫野美智によるインタビューです。今回、姫野は自らの出会いや感じた魅力を熱く語っています。

『バビル2世』の歴史

「バビル2世」は、1971年から『週刊少年チャンピオン』に連載された、横山光輝による先駆的な超能力バトル漫画です。誕生から約90年を迎える横山氏は、その独自の魅力で大勢の読者を惹きつけてきました。連載開始直後から人気を博し、1973年にはアニメ化。この作品のストーリーでは、正義の超能力を持つ少年が、悪の超能力者ヨミと壮絶な戦いを繰り広げる様子が描かれています。さらに、水木一郎による主題歌も多くの人々に親しまれ、1990年代にはオリジナルビデオアニメ化や2001年の再アニメ化など、幅広い世代にわたり愛され続けています。

vol.4の内容

この最終巻では、主人公・古見浩一と悪の帝王・ヨミの壮絶な最終決戦が繰り広げられます。北海道で新たな生活を始めた浩一の元に、ヨミの手下たちが襲い掛かるという緊迫した展開。浩一と彼の仲間たちは、命を懸けた戦いを強いられます。物語は、やがてヨミの超巨大な最終兵器の登場へとつながり、全てが絶体絶命の危機に。果たして浩一はこの窮地を乗り越えることができるのか、ファンの心を揺さぶる展開が待ち受けています。

姫野美智が語る創作の魅力

アニメーターの姫野美智は、本作に深くのめり込むきっかけを「必死で見て覚えるしかなかった」と回想。故・荒木伸吾の影響を強く受けた彼女は、彼との初めての出会いについても語ります。「荒木先生の存在に気付くことができました」と、彼の影響の大きさを改めて確認。姫野は、アニメーションが進化していく瞬間に触れたことで、作品に対する情熱が生まれたと述べています。