『MEMORIES』リバイバル上映
2025-10-02 14:06:18

公開30周年を迎える大友克洋監督『MEMORIES』リバイバル上映決定!

1995年に公開されたアニメーション映画『MEMORIES』が、30周年を迎え、全国でリバイバル上映されることが決定しました。

この特別な上映は、2025年11月28日から2週間限定で行われます。国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks」が主催するリバイバル上映プロジェクトの一環として、数多くのファンに向けた大きなイベントとなることでしょう。上映開始と同時に公開される大友克洋監督の祝いのコメントも、作品への愛情が感じられます。

『MEMORIES』はオムニバス形式のアニメーション映画で、「彼女の想いで」「最臭兵器」「大砲の街」の3つの短編から成り立っています。各短編には、CGや革新的な画像処理技術が駆使され、豊富な取材を基にしたリアルな描写が展開されます。また、監督を務める大友克洋は、若手クリエイターたちと共にこの作品を生み出しました。

特に印象深い短編『彼女の想いで』では、宇宙空間のゴミを回収する4人組が、迷い込んだ古い宇宙船で天才ソプラノ歌手が創り出した幻想に囚われる様子が描かれています。この作品では、映像と音楽が特に重要な役割を果たしています。音楽を担当した菅野よう子、三宅純、長高寛幸、そして石野卓球の技術により、劇場での視聴がより一層特別な体験になること間違いなしです。

『最臭兵器』では、ある薬を服用したサラリーマンが毒ガスを生産する兵器となってしまうという衝撃的な設定が描かれます。笑いを交えつつも、物語は深いテーマを持っており、観る者に強い印象を残します。これに対し、『大砲の街』では移動砲台都市での日常が淡々と描写され、平凡が持つ異様さと虚しさを浮き彫りにします。

これらの短編は、視覚的にも響くストーリーと映像美を兼ね備え、20年以上が経った現在でも色褪せることはありません。

リバイバル上映では、各上映媒体において劇場での特別な体験が提供されます。また、同時に4K ULTRA HD Blu-rayの発売も決まっており、こちらには特典として「彼女の想いで」のレイアウトコンテやアフレコ台本集が封入されており、ファン垂涎の内容です。

入場者特典の配布やイベント企画も予定されており、詳細は後日発表されるとのこと。リバイバル上映の最大の魅力は、映画館という特別な場所で、再度この名作を体験する機会が提供されることです。

上映は日本中の様々な劇場で行われ、例えば札幌や東京、京都、大阪など、合計64館が参加します。観客は、自分の地域近くでこの作品を楽しむことができ、多くのファンと共に新たな感動を分かち合えることでしょう。

この機会を逃さず、ぜひ『MEMORIES』を劇場でお楽しみください。


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