いれいすの新たな息吹、7thアルバム『放課後アーカイブ』リリース
株式会社VOISINGに所属する2.5次元アイドルグループ「いれいす」が、待望の7枚目フルアルバム『放課後アーカイブ』を2025年7月23日にリリースしました。この作品は、青春をテーマに掲げた初の試みとして、多くのファンが期待を寄せていました。グループのメンバーたちは、楽曲に込められたメッセージや、それに伴うエピソードを通じて新たな一歩を踏み出す様子を語りました。
アルバムのコンセプトと制作秘話
アルバムのテーマについて、リーダーのないこさんは「夏のリリースなので、爽やかな内容がふさわしいと思いました。そして学生生活を反映させるのがいいのでは」というアイデアが出たことを明かしました。これにより、表題曲『Stay High‼』を著名な作曲家じんさんに依頼したといいます。楽曲を初めて聴いたというりうらさんは、「学生というテーマにぴったりと感じ、感動しました。お客さんと一緒に楽しむ姿を思い描きながら、歌えることが楽しみ」と語りました。
悠佑さんも、曲の歌割りについて「どのメンバーが歌うのが一番合うか」を常に考えつつ、彼自身の声色にフィットするフレーズを意識したといいます。そうした意見の交換が互いのクリエイティビティを高め、情熱あふれる楽曲へと昇華させているようです。
楽曲ごとの多彩な魅力
このアルバムには、青春をテーマにした曲が数多く収録されています。特に悠佑さんのソロ曲『NAKEDANSWER』は、「音楽の楽しさをみんなで分かち合いたい」という思いが込められており、熱い魅力が溢れています。この曲は、仲間の歌い手との交流によって生まれた特別な1曲だそうで、実際に聴いた人々からも高評価を得ています。
また、初兎さんのソロ曲『レンズ』は彼にとっての夢のような作品で、独自の物語性がありながら、挑戦を重ねることで形作られたとのこと。多様な楽曲が並ぶ中で、子供組のりうらさんと- hotoke-さんの『Deeper codƎ』は、自己肯定感を呼び起こすような攻撃力の高い曲として、多くのリスナーに響くでしょう。
アルバム収録曲の魅力と今後の展望
収録されている楽曲はそれぞれ異なった個性を持ちながらも、全体として強い一体感が感じられます。特に『夏☆らびゅ☆大作戦』は、過去のツアーでの経験が反映され、観客との一体感を意識したものになっています。リーダーのないこさん曰く、「いれいすの夏は楽しむことが重要」という思いが詰まっているとのこと。
最終的に、今作はメンバー自身の成長を感じさせる作品であり、これまで以上の自由な創作を体験した結果、リスナーにとっても特別な一枚になることでしょう。彼らが目指す未来、特に東京ドームでのワンマンライブへの情熱が感じ取れます。
これからのライブとツアー
さらに、2025年夏には全会場アリーナでの全国ツアーが控えています。テーマは「お祭り」、エネルギッシュな雰囲気が期待されるこのイベントは、観客も一緒に楽しめるような演出が施されているとのこと。そのためにも、ぜひアルバムを手に取って、その楽曲の魅力に浸ってからライブへ足を運んでほしいです。
新たな挑戦が織りなす音楽の世界に触れてみて、青春の息吹を体感してください!
文/吉田可奈