三井不動産、街づくりへ向けた強力な新パートナーシップ
三井不動産株式会社は、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)や日本パラスペーツ協会(JPC)など複数の団体とのスポンサーシップ契約を締結しました。これは「スポーツ・エンターテインメントの力」を利用して、地域社会をより魅力的にするための施策の一環です。
「BE THE CHANGE」:未来を見据える考え方
三井不動産は「BE THE CHANGE」というスローガンのもと、2016年からスポーツの特性を街づくりに活かしてきました。この理念を支えに、渋谷の
MIYASHITA PARKや福岡の
ららぽーとなど、様々なプロジェクトに取り組んできました。これからも「&INNOVATION 2030」と題した長期経営方針の下、新たな発展を求めてスポーツによる地域振興を進める意向です。
パートナーシップの詳しい内容
今回の契約には、以下の団体が含まれています。
- 期間:2025年3月~2028年12月
- 呼称:TEAM JAPANゴールド街づくりパートナー
- 期間:2025年3月~2028年12月
- 呼称:JPCオフィシャル街づくりパートナー
- 期間:2025年3月~2029年3月
- 呼称:JBAオフィシャル街づくりパートナー
- 期間:2025年4月~2029年3月
- 呼称:JWRFトップ街づくりパートナー
個人契約選手の発表
また、契約に関連して、スポーツクライミング選手の
野中生萌選手との契約も発表されました。彼女は2024年パリ大会に出場予定で、過去には東京2020大会で銀メダルを獲得した実績を持っています。彼女との連携によって、スポーツ界と地域社会のつながりをより強化していく考えです。
具体的な取り組み
三井不動産の街づくりプロジェクトの一例として、
MIYASHITA PARKがあります。東京都渋谷区に位置し、スケート場やボルダリングウォールなど、誰でも気軽に利用できるスポーツ施設が整っています。
ららぽーと福岡も、スポーツを楽しむための「スポーツパーク」を設置し、テニスコートやフットボールコートでの利用が可能です。
もう一つ注目の施設が、2024年開業予定の
LaLa arena TOKYO-BAYです。バスケットボールのプロチームなどが利用するアリーナとして、多様なイベントに対応できる設備が整えられています。
イベントの開催
さらには、パリ2024大会に向けた応援イベントも計画されています。中でも、「がんばれ!スタジアム」や「日本橋シティドレッシング」と呼ばれるイベントでは、オリンピックをテーマにしたアスレチック施設や街の装飾が行われ、地域の子どもたちに運動習慣を促す取り組みも含まれています。
結論
三井不動産の「スポーツ・エンターテインメントの力」を最大限に活用した街づくりは、単に地域の活性化を目指すだけではなく、未来に向けての持続可能な社会の実現にも寄与するものです。「BE THE CHANGE」を体現しながら、今後もスポーツによる新しい価値観の創造を進めていくことを期待しています。