会員制ドライビングラボ「simdrive」、ドバイに新拠点オープン
日本のモータースポーツシーンで注目を集めている会員制ドライビングラボ「simdrive」が、2025年1月からのプレオープンを経て、4月にドバイ・ヒルズで新たな拠点を設けることを発表しました。この新しい施設は、海外における初の「simdrive」となり、ドライバーにとっての貴重なトレーニングの場となることでしょう。
simdriveの実績
「simdrive」は、2023年4月に東京都港区で開設され、これまでにも多くのドライバーに支持されてきました。特に、初心者から経験豊富なレーシングドライバーまで、各自の目的に応じたトレーニング環境を提供してきたことが高く評価されています。実際、会員は国内外で年間8つものタイトルを獲得し、トロフィーはなんと193個に達しました。この成功は、simdriveの優れたサポート体制によるものです。
「simdrive DUBAI」の特徴
新たにオープンする「simdrive DUBAI」では、国際基準に準じた最先端シミュレーションシステムが導入されています。フォーミュラカー用のカーボンモノコックを採用し、大型LEDスクリーン、ライブテレメトリーシステムを備えたことで、高度なエンジニアリングサポートも可能です。さらに、海外のレーシングチームがスムーズに施設を利用できるよう、ドバイ・オートドロームやアブダビ・ヤス・マリーナ・サーキットなどの主要サーキットでのテストも支援します。
独自のクラウド技術
「simdrive DUBAI」では、クラウド技術を駆使し、日本やイギリスから遠隔操作によるリアルタイムサポートが実現されます。これにより、ドライバーは1秒以内の通信遅延でのサポートを受けられるため、物理的な距離を超えた高品質なトレーニングが可能になります。このデジタルソリューションにより、さらなるドライバーの技術向上が期待されています。
施設概要
- - 施設名:simdrive DUBAI(シムドライブ ドバイ)
- - 所在地:ドバイ・ヒルズ(UAE)
※会員制施設のため詳細な所在地は非公開
- - プレオープン期間:2025年1月〜
- - 正式オープン:2025年4月
- - 利用形態:会員制、または貸切料金によるビジター利用
- - 利用料金:1時間1,300 AED
入会金に関する情報は非公開ですが、すでに第一次募集は定員に達したため、第二次募集に関しては詳細が後日発表される予定です。
まとめ
「simdrive DUBAI」の開設は、アジアや中東のモータースポーツシーンに新たな転機をもたらすことが期待されます。日本国内で培ってきたノウハウを活かし、ドライバーの技術向上を支援する新たな拠点として、世界中から注目されることでしょう。今後の動向に目が離せません。
詳細については、公式サイトや広報担当への問い合わせを通じて確認ができます。