和歌山県産有田みかんを使用した新アイスバー登場
ファミリーマートが新たに展開する「とろける食感 ぎゅっとみかん」は、和歌山県の有田みかんを67%贅沢に使用したアイスバーです。この商品は、2025年9月9日から全国のファミリーマート約16,300店で手に入ります。これまでのプリヴェートブランド「ファミマル」シリーズの一環として、多くのファンから愛され続けています。
贅沢な素材と特長
有田地方で栽培される「有田みかん」は、日本でも生産量が最も多いみかんのひとつです。昨今、全国的にみかんの不作が進んでいる中でも、和歌山県はついに日本一の収穫量を誇っています。この貴重な素材をふんだんに使った「ぎゅっとみかん」は、特に甘みと酸味のバランスが優れ、食べるごとにそのフルーティーな風味を楽しむことができるアイスバーです。
2025年産の新たな挑戦
ファミリーマートは、持続可能なフードビジネスを提唱しており、果物生産を支援するために和歌山県との共同プロジェクトを進めています。今年のアイスバーは昨年までのノウハウを活かしつつ、甘さと酸っぱさのバランスを見直し、さらに食べやすく仕上げました。開発過程で収穫した香り豊かな有田みかんの果汁は、まったく新しいおいしさを引き出しています。
地元の誇り「きいちゃん」
パッケージデザインには、和歌山県のPRキャラクター「きいちゃん」があしらわれています。このデザインは、地域の愛情と共に、有田みかんを育てる農家の思いを伝えるためのものです。「きいちゃん」が抱えるみかんは、消費者にその愛らしさだけでなく、地元のアイデンティティも感じてもらえるよう施されています。
生産者の情熱
2025年7月上旬、私たちは有田市の農家を訪問し、実際にみかん畑の様子を取材しました。450年以上の歴史を持つ石垣の段々畑で育つみかんの果実は、現在はまだ青々としていますが、これから収穫期には美しいオレンジ色に変わります。農家の方々は、厳しい気象条件の中でも真摯に向き合い、より良い品質を求め続ける姿勢を見せてくれました。
「今年は特に厳しい」と語る農家の方からは、太陽の光と水分不足に苦しむ日々の声が聞かれました。それでも、未来を見据えて新たな品種の開発に挑む姿勢は、私たちにも大きな感動を与えました。
消費者の期待
有田県の伝統的な農業技術が評価され、2025年には「有田・下津地域の石積み階段園みかんシステム」が世界農業遺産として認定されました。私たちは、その技術と情熱が詰まった「ぎゅっとみかん」を通じて、消費者の皆様にその美味しさを知ってもらいたいと考えています。
まとめ
この「とろける食感 ぎゅっとみかん」は、素晴らしい生産者の努力と、厳選された素材が融合した結果誕生しました。残暑の季節にぴったりのフルーツデザートとして、ぜひともこの新商品を味わってみてください。ファミリーマートが自信を持ってお届けするこのアイスバーで、和歌山県の魅力を再発見するひとときをお楽しみください。