父と暮せば 岩国公演
2025-07-20 13:46:46

こまつ座『父と暮せば』岩国公演、感動の舞台が待望の開催!

こまつ座『父と暮せば』岩国公演が開催



2025年8月2日、シンフォニア岩国にて、井上ひさしの名作『父と暮せば』が上演される。この作品は、日本の演劇界を代表する戯曲の一つであり、全国でたった3か所の公演という貴重な機会だ。東京では15日間にわたり開催され、多くの観客の心をつかむ圧倒的な演技が話題を呼んでいる。

舞台の背景



舞台は昭和23年、原爆投下から3年後の広島を舞台にしている。主人公の福吉美津江は、母親も父親も失った原爆の影響を背負いながら、一人静かに図書館で日常を送っている。禁じられた感情を抱えた彼女の前に、亡き父・竹造が現れ、恋の応援をするというシュールな展開が見どころだ。この物語は、ただ悲劇的なだけではなく、父娘の愛情にあふれた軽妙な会話が、観る者に笑いとともに感動を与える。実際、東京公演の観客からは「今の時代だからこそ前向きに生きる力になる」との声が上がり、多くの心に響いている。

キャストについて



主演の美津江役は、福岡出身の実力派女優・瀬戸さおり。そして父・竹造役には、長崎出身で被爆3世の松角洋平が起用されている。彼らは、観客を引き込む演技力で作品の真髄を届けている。特に松角の竹造は、亡き父の存在感を見事に表現しており、観客は彼との対話を通じて心の叫びを感じとることができるだろう。

「父と暮せば」は、父娘の絆を再発見させてくれる優れた作品であり、戦後80年という記念すべき年に、過去に目を向けるだけでなく未来への希望を描いている。

東京公演の反響



SNSでは、「面白く、かつ人を想う気持ちを考えさせられる作品」「戦争の意味を突き付ける内容だった」との感想が多く寄せられており、舞台を観た人々の心に大きな影響を与えている。観る人を「未来について考え、一歩踏み出そうと思わせる作品」として賛誉されるその姿勢は、まさに現代に必要なメッセージが込められている。

公演情報



  • - 日時: 2025年8月2日(土) 14:30開演(13:45開場)
  • - 会場: シンフォニア岩国 コンサートホール
  • - 料金: 全席指定4,000円、25歳以下の学生2,000円(未就学児の入場不可)
  • - 主催: シンフォニア岩国 指定管理者サントリーパブリシティサービスグループ
  • - 後援: 山口県/山口県教育委員会/山口県文化連盟/岩国市/岩国市教育委員会/岩国市文化協会/yab山口朝日放送

演劇ファンには是非とも足を運んでほしいこの機会。共に父娘の絆を感じ、戦争の何たるかを考えるきっかけを与えてくれるこの作品に、期待が高まるばかりだ。


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