アストンマーティンとGlenfiddich、優雅なるパートナーシップを発表

2025年8月14日、カリフォルニア州モントレーで、アストンマーティンと世界的に受賞歴のあるシングルモルトスコッチウイスキーのGlenfiddichが画期的なパートナーシップを発表しました。両ブランドの共通の理念である卓越性の追求に基づき、今後は互いの精神やクラフトマンシップを生かした新たな体験を提供します。

この発表はモントレー・カー・ウィークで行われ、Glenfiddichはアストンマーティン・フォーミュラ1™チームとの関係を発展させ、公式ウイスキーパートナーとして位置づけられました。この新たなコラボレーションは、両ブランドが持つパイオニア精神とクラフトマンシップを表現するものであり、未来に向けた革新を象徴しています。

アストンマーティンのブランド・ダイバーシティ・ディレクターであるステファノ・サポレッティ氏は「Glenfiddichを公式ウイスキーパートナーに迎えることができ大変嬉しい」と語り、両社の伝統の尊重とクラフトマンシップへの情熱を強調しました。これにより、顧客は両ブランドの物語を倍増させる、没入型の体験へと誘われます。

この関係では、Glenfiddichが48年熟成させた希少な1976年製シングルモルトを記念商品として発表します。特別なヨーロッパ産オーク材のシェリー樽で熟成されたこのウイスキーは、特に手間暇をかけて製造され、販売数も世界限定でわずか50本。このウイスキーの香りは、レッドベリーの甘さとバターペストリー、優しいスパイス、そしてシャーベットのようなフルーティーさが調和し、口に含むとドライオークのタンニンが広がります。

Glenfiddichのモルトマスター、ブライアン・キンズマン氏はこの製品の背景にふれ、1970年代の変革を象徴する特別なカスクであることを説明しました。彼はまた、アストンマーティンとの新たなパートナーシップが、両社の製品に共通するイノベーション精神を支えているとも語ります。

一方、Glenfiddichのグローバル・ブランド・ディレクターであるクラウディア・ファルコーネ氏は、フォーミュラ1™チームとの関係から、ハイパフォーマンス・ラグジュアリーカーへの展開を楽しみにしていると述べ、両ブランドの共通する理念を大切にしたいと述べています。

モントレー・カー・ウィークの「アストンマーティン・ハウス」では、Glenfiddichの厳選されたウイスキーを体験できるテイスティングイベントが行われ、アストンマーティンの初のプラグインハイブリッドスーパーカーであるValhallaも展示されます。VaahallaはGlenfiddich 1976ヴィンテージと同じく、希少性や未来志向のビジョンを体現しています。

「Glenfiddich 1976」は、アストンマーティンの美しさと卓越性を象徴する一品であり、同社のクラフトマンシップを称賛するものとなります。購入は、The Distillers LibraryまたはGlenfiddich蒸留所でのみ可能です。

このコラボレーションは新たな章の始まりを告げ、アストンマーティンとGlenfiddichが共に新たな高みを目指すための重要なステップとなるでしょう。両社は顧客に飲酒運転の禁止を強く呼び掛けています。卓越したウイスキーとラグジュアリーカーが融合した、驚くべき未来が待ち遠しいですね。