香川県初の中学生フレスコボール同好会が設立!
日本フレスコボール協会(JFBA)が香川県の大手前高松中学校で、国内初となる中学生によるフレスコボール同好会「大手前高松フレスコボール同好会」を発表しました。この同好会は、日本におけるJFBA公認の学生団体としては5番目の設立となります。
大手前高松中学校の特長
大手前高松中学校は香川県高松市室新町に位置し、「品位ある人格者」と「指導的社会人」を育成することを目指しています。この学校は県内での注目度も高く、教育界でも知られる存在です。
同好会の設立は、同校の英語教師である邑地秀一郎教諭と、JFBA公認地域協会「四国フレスコボール協会」(会長:藤田然吏)の連携によって実現。邑地教諭は、英語の指導だけでなく、女子生徒との漫才コンビ『二者面談』としても活動し、M-1グランプリでの躍進を果たすなど多才な人物です。
フレスコボールとの出会い
邑地教諭は、昨年2024年に行われた『フレスコボールツダノマツバラカップ2024』のハーフタイムショーで漫才を披露したことがきっかけでフレスコボールに興味を持ち、実際にプレーを体験。結果、フレスコボールが「楽しく、集中力や継続力がつくスポーツ」として、勉強にも役立つと実感しました。
同好会設立の背景
フレスコボールは、場所を問わず楽しめることから、教育現場でも魅力的なスポーツとして注目されています。邑地教諭は、「部活動における問題を解決でき、競技特性が教育に合致している」と話します。
また、同校のチャレンジ精神に共鳴し、「他校にはないフレスコボール同好会の設立が魅力に映った」とも語っています。この同好会では、週1回程度の活動を予定し、テニスコートや体育館での練習が行われる予定です。さらに、四国フレスコボール協会の指導員たちによる技術指導も計画されています。
フレスコボールの魅力
フレスコボールは、性別や年齢を問わず楽しめる「ユニバーサルスポーツ」です。特に、パートナーとのコミュニケーションを重視するため、自然とコミュニケーション能力が鍛えられる点も魅力の一つです。関係性を前提に進めることで、日常生活にもプラスの影響を与えると期待されています。
また、フレスコボールは技術レベルを問わずプレーでき、上級者と組むことでさらなる成長を感じられる点も魅力的です。そして、プレーに必要な道具も比較的安価で手に入るため、手軽に始められます。フレスコボールを通じて、地域密着型の活動が期待され、同好会設立により香川県のコミュニティがさらに活性化することが期待されています。
まとめ
この新たな取り組みは、珍しいスポーツ活動として学校の特色を引き立てるだけでなく、フレスコボールの普及活動として地域を巻き込む重要な役割を果たすでしょう。「大手前高松フレスコボール同好会」は、今後の成長が期待される新しいスポーツ文化の先駆けとなるに違いありません。