韓国のアウトドアブランド「コーロンスポーツ」が日本に進出
1973年に登場した「コーロンスポーツ(KOLON SPORT)」は、韓国のアウトドア文化の礎を築いたブランド。日本ではまだその名が知れ渡っていないものの、コーロンスポーツは国内初のナイロン生産を行い、自国の繊維産業を牽引した実績を持っています。さらに、初の本格的登山服を世に送り出し、アウトドアライフスタイルを提案し続けてきた歴史があります。
1985年には「コーロン登山学校」を設立し、登山教育やアウトドア文化の普及に尽力してきました。コーロンスポーツは単なるアウトドアブランドに留まらず、登山というアクティビティそのものに対する理解を深め、文化的価値を高めてきました。
モダンなアウトドアウェア
コーロンスポーツの特徴は、韓国独特の地形を背景に開発されたモダンなアウトドアウェアです。フィールド検証を実施した技術力と都市的センスを融合させ、機能性とスタイルの両立を図る製品群を展開しています。これにより、日常のファッションにもアウトドア要素を取り入れたスタイルを楽しむことができるのです。
最新の技術とコラボレーション
同ブランドの競争力の中心には、常に機能性の向上があります。最新の素材技術を採用し、アウトドア活動だけでなく、日常生活でも使用できる「エブリデイライン」を展開しています。これにより、コーロンスポーツはライフスタイル全体に寄り添ったデザインを実現し続けています。
昨年には、エルメスのメンズラインのクリエイティブディレクターを務めるウェールズボナー(Wales Bonner)とのコラボレーションが実施され、大きな話題を呼びました。今年に入っても、急成長を遂げるデザイナージヨンキム(Jiyong Kim)との協業により、ファッションブランドとしての存在感も増しています。
日本市場への本格進出
コーロンスポーツは2026年秋冬シーズンより、日本市場の本格的な攻略に乗り出します。その前段階として、今年10月に行われた「GO OUT SUPER HIKING JAPAN」というイベントには、実際の製品を体験できるプログラムを運営しました。この場で好評を得たのが、軽量性と撥水性を兼ね備えた「Alpha Down」を使用したBPL(Backpacking Light)ラインや、さまざまな悪天候からユーザーを守ることができるテントやシューズ製品です。
コーロンスポーツの未来
ブランドの日本市場における潜在能力が確認されたこのイベントを通じて、コーロンスポーツの魅力を知ってもらう良い機会となりました。今後も同ブランドの動向には目が離せません。アウトドアを愛する日本の消費者に新たな選択肢を提供し、ライフスタイルの幅を広げる存在となることでしょう。彼らの革新性とデザインには、多くの期待が寄せられています。
ぜひ、コーロンスポーツの魅力を体験してみてください!
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KOLON FnC JAPAN株式会社
担当者名:イ・ユンギョン
メール:yoonkyoung_lee@kolon.com