ウーマン・オブ・ザ・イヤー
2025-12-01 18:38:51

女性の未来を切り開く『ウーマン・オブ・ザ・イヤー2026』受賞者たちの軌跡

女性の未来を切り開く『ウーマン・オブ・ザ・イヤー2026』受賞者たちの軌跡



11月29日、東京ミッドタウンで行われた「WOMAN EXPO 2025 Winter」にて、注目の女性リーダーたちが集まりました。その中でも特に光を放ったのが、名誉ある「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2026」の受賞者たちです。彼女たちは各所での活躍を通じて、他の女性たちに大きな影響を与えています。今回はその中でも特に目を引く大賞受賞者や受賞者たちのストーリーをご紹介します。

大賞受賞者の成果とビジョン



大賞に輝いたのは、永山祐子氏(永山祐子建築設計 取締役)です。彼女はドバイ万博の資材を大阪・関西万博でリユースすることに成功し、循環型建築の先駆者として注目を集めています。2児の母としての経験を生かしながら、働き方の改革を進めてきた永山氏は、事務所の拡大に成功し、男性中心の建築業界においても次々と大型プロジェクトを手掛けています。

授賞式では、彼女のリユースの取り組みについて触れ、万博パビリオンの建設が「作っては壊す」ことに疑問を抱いていたことを明かしました。「やりたいことはすぐに口に出して伝えることで、支えてくれる人が現れる」と、彼女の成功の秘訣を語りました。

セッションで語られる働く女性たちのリアル



「WOMAN EXPO」では、様々なセッションが行われ、働く女性たちが共感できるトピックが展開されました。特に印象的だったのが、山口真由さんによる「自分らしく活躍するためのキャリア戦略」セッションです。自身の挫折談を交えながら、職場を選ぶ際のポイントや子育てとの両立について、聴衆とのインタラクションを通じて話しました。

もう一つの注目セッションでは、益若つばささんが登壇し、女性の生理との付き合い方について率直に語りました。彼女の自身の体験やホルモン治療に関する誤解を解くパネルディスカッションは、参加者にとって多くの気付きを与えるものでした。「発信していくことがインフルエンサーとしての役目だと思っています」と語る彼女の力強いメッセージは、多くの女性にとって励みとなったに違いありません。

金融業界の女性リーダーたち



金融業界の女性リーダーたちも、特に注目されていました。地銀初の女性頭取である河合祐子さん(高知銀行執行役頭取)や、大和証券グループ初の女性取締役の田代桂子さんが登壇し、金融界における多様性の重要性を説きました。彼女たちは、人口減少やAI技術の進展など現代の課題に立ち向かう必要性についても議論し、強いメッセージを発信しました。

各界での活躍が称えられる



このイベントで表彰された他の受賞者たちも、素晴らしい成果を上げています。すでに170億円以上の興収を記録した映画『国宝』の衣装デザイナーである小川久美子さんや、ケニアで障がい児支援施設を運営する公文和子さん、さらに金融界での先駆的な取り組みを進める女性たちが、その活躍を称えられました。

片山さつき財務大臣も、働く女性の力を信じることの重要性について言及し、参加者全員を激励しました。

次の展望に向けて



未来の「WOMAN EXPO 2026 Summer」は、2026年6月6日(土)に渋谷ヒカリエにて開催予定です。さらなる多様な女性たちの活躍を期待し、次回の開催を楽しみにしたいところです。

このイベントは、女性が自身のキャリアやライフスタイルを考えるための貴重な機会であり、一人ひとりが持つ力を引き出すきっかけとなります。多様な女性たちが集まり、お互いを励ましあう姿は、まさに未来への希望を感じさせました。


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