新たなレゲエの潮流
2025-07-17 13:00:15

ダンスホール・レゲエの新境地を示す『Crab inna Barrel Riddim』の魅力

ダンスホール・レゲエの新境地を示す『Crab inna Barrel Riddim』の魅力



2025年7月18日(金)、東京を中心に活躍するレゲエアーティストHibikillaがプロデュースしたコンピレーション・アルバム『Crab inna Barrel Riddim』が配信リリースされる。レゲエの魅力が満載のこの作品は、ダンスホール・レゲエの「ワンウェイ・アルバム」形式で作られており、共通のリディムに乗せて多彩なアーティストたちがそれぞれの楽曲を歌い上げる。

このアルバムには、注目の若手アーティストKOTA(山梨)、BLUE BWOY(大阪)、YAMATO HAZE(沖縄)などが参加しており、さらにはCorn Head(神奈川)などのベテラン勢や、Jilly(京都)、Aaayah(東京)といった女性アーティストも顔を揃える。まさに、国内ダンスホールシーンの「今」を体現した作品と言える。

音楽的背景



アルバムのリディムは、ymxkによって制作された、クールなマイナーコード進行のモダン・ダンスホールスタイル。これにより、MOLIYやShenseea、Skillibengといったアーティストたちの楽曲がビルボードHOT100チャートを賑わせるなど、2025年のトレンドとしての注目度が高まっている。

特に、リード曲であるKOTA&Hibikillaの「I just thinking about」には、映像監督NICK JPが手がけるミュージックビデオがあり、7月17日(木)に公開予定だ。このビデオは、リディムの世界観を視覚的に表現した作品として期待されている。

ダンスホールの自由な音楽性



同じリディムの中で、これほどまでに多様な音楽が生み出されるのは、ダンスホール・レゲエの持つ自由な音楽性があるからだ。このアルバムを通じて、リスナーにはダンスホールの表現力と多様性を再確認してもらいたい。シンプルなビートの中に、アーティストごとの個性や解釈が融合し、新たな音楽の可能性を感じられるはずだ。

アートワークと制作チーム



さらに、アルバムのアートワークは、レゲエの母国ジャマイカのグラフィックアーティストKxrly Miyagiが手がけており、そのビジュアルも作品の魅力を引き立てている。ミックス&マスタリングはONODUBが担当し、音楽的な完成度を一層高めている。

トラックリスト



アルバムのトラックリストは以下の通り。楽曲の多様性を楽しみながら、ぜひ全曲を通して聴いてほしい。

1. KOTA&Hibikilla - I just thinking about
2. Corn Head - TOKYO
3. TAMAZO - AKIRA
4. MOYA-C - Big Money
5. Hibikilla - Crab inna Barrel feat. YAMATO HAZE
6. Jilly - Underwater
7. BLUE BWOY - ODOROW
8. Aaayah - Wet
9. ADACHIMAN - Tight Pvn4nny
10. TAKE-ROLL - Pull Up
11. ymxk - Crab Inna Barrel Riddim (Starlight Mix)
12. ymxk - Crab Inna Barrel Riddim (Daylight Mix)

この『Crab inna Barrel Riddim』を通して、ダンスホール・レゲエの幅広い音楽性を体感し、自由な音楽の魅力を感じてほしい。


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