エリック・クラプトンが魅せる新たな旅
音楽界のレジェンド、エリック・クラプトンが1989年に発表した名盤『ジャーニーマン』のデラックス・エディションを2025年11月21日にリリースします。この新作には、オリジナルのセッションから新たに発掘された4曲のボーナストラックが盛り込まれ、当時の魅力を再び蘇らせています。
デラックス・エディションの内容
『ジャーニーマン:デラックス・エディション』では、1989年版の全曲をリマスターした上に、3つの未発表曲と新たなボーナストラック「Forever」が追加されています。これにより、オリジナルアルバムのアイコニックな楽曲たちとともに、エリック自身の音楽スタイルを深く掘り下げる内容となっています。
収録曲
トラックリストは以下の通りです。
1. Pretending
2. Anything For Your Love
3. Bad Love
4. Running on Faith
5. Hard Times
6. Hound Dog
7. No Alibis
8. Run So Far
9. Old Love
10. Breaking Point
11. Lead Me On
12. Before You Accuse Me
13. Higher Power (ボーナストラック)
14. Border Song (ボーナストラック)
15. Forever (ボーナストラック)
16. That Kind of Woman (ボーナストラック)
特に注目されるのは、新曲「Forever」とそのミュージックビデオがすでに公開されており、視聴者の間で話題を呼んでいます。この曲はジェリー・ウィリアムズによって書かれ、クラプトンらしい感情豊かなギターとボーカルが印象的です。
音楽の旅
クラプトンがデラックス・エディションに取り組んだのは、数年前に行ったYouTubeでの探求から始まりました。彼はファンが投稿した『ジャーニーマン』のセッションのアウトテイクを見つけ、その中に新たな可能性を感じ取ったのです。自らの保管庫を再探索し、選りすぐりの4曲を新たにミックスしマスタリングしました。このプロセスは、彼の音楽に対する誠実さと、日々の努力を証明するものと言えるでしょう。
エリック・クラプトンの言葉
彼自身は「この作品を通じて自分を知ってもらいたい」と語っており、クラフトマンシップを追求する姿勢が伺えます。アルコールや薬物、さらにはレコード会社との葛藤を乗り越えながら、自己の音楽を模索し続ける姿は、リスナーにとっても大きな感動を与えるでしょう。
今後の公演予定
さらに、クラプトンは2025年にアメリカでのツアーも予定しています。彼の生のパフォーマンスは必見であり、音楽ファンにとって貴重な体験です。
- - 9月8日(月) テネシー州ナッシュビル
- - 9月11日(木) オハイオ州クリーヴランド
- - 9月13日(土) ペンシルバニア州フィラデルフィア
- - 9月16日(火) マサチューセッツ州ボストン
- - 9月19日(金) ニューヨーク州ニューヨーク
- - 9月20日(土) コネチカット州アンカスヴィル
まとめ
リリースを控え、エリック・クラプトンの『ジャーニーマン:デラックス・エディション』は音楽史に新たな1ページを加えます。心に響くメロディと深い歌詞が交錯するこの作品を通じて、多くの人々が彼の音楽の旅に触れることを楽しみにしています。