流浪樹公演決定
2025-02-24 12:29:25

ゴツプロ!第十一回公演『流浪樹 ~The Wanderer Tree~』が東京と台湾で上演決定!

ゴツプロ!第十一回公演『流浪樹 ~The Wanderer Tree~』がいよいよ上演!



2025年5月29日から6月8日まで、東京・下北沢の本多劇場でゴツプロ!の待望の新作『流浪樹 ~The Wanderer Tree~』が上演されます。この作品は、戦争と統治の時代を生き抜いた日本人と台湾人の若者たちの交流を描いた深いストーリーです。

台湾との文化交流をイントロダクション



この公演は、東京での上演だけでなく、2025年6月26日から6月29日まで台湾・台北の関渡アートフェスティバルにも参加が決定しており、日台の文化交流の新たな架け橋ともなることでしょう。戦後80年という節目の年に、国境を越えた演劇の力で人と人のつながりを感じさせてくれる内容です。

ストーリーの背景



物語の舞台は1943年、台湾で特別志願兵制度が導入される中、台湾に住む日本人の宇津井剛志が訓練所で中国人の陳志明と出会います。剛志は志明の皇民思想に感銘を受け、志明の姉である淑華とも深い親交を結びます。しかし、訓練を終えた彼らが向かうのは、戦地だったのです…。

戦後、数十年が経過し、不穏な記憶とともに剛志の前に淑華が現れます。彼女は志明の件について話したいことがあると言います。そこで繰り広げられる人間関係の複雑さや感情の交錯が描かれます。

脚本・演出の中津留章仁氏のコメント



本作の作・演出を手掛ける中津留章仁氏は、これまでに数々の受賞歴を持つ実力派。そして、台湾からの俳優たちが日本のキャストと共演する今作は、異なる文化を持つ者同士の交流において、意義深い試みです。中津留氏は、演劇は戦争を避けるための重要な役割を果たすと信じており、これを後の世代に伝えることの重要性を強調しています。

プロデューサーのビジョン



ゴツプロ!の主宰者である塚原大助氏も、2018年より始まった台湾との文化交流の意義を強調し、日台が強く結びつく未来を願っています。彼の想いが、今回の舞台を通じて実現されます。

出演者陣



この公演には、厳選された実力派キャストが揃います。ゴツプロ!のメンバーに加え、林田麻里、青山勝、山本亨、さらには台湾からの張寗(Chang Ning)と黃冠智(Akira Huang)が共演し、国境を越えた演技のハーモニーをお楽しみいただけます。

チケット情報



チケットは2025年3月1日から先行販売が開始され、3月22日から一般販売も行います。一般料金は7000円、若者割引や先行割引も用意されているため、早めの申し込みをお勧めします。特に注目すべきはU25割引で4000円というお得な価格です。

この歴史的な舞台のチケットを手に入れ、ゴツプロ!の『流浪樹~The Wanderer Tree~』の感動を体験してください。公式サイトやSNSでの最新情報もチェックをお忘れなく!

最後に



ゴツプロ!の第十一回公演『流浪樹 ~The Wanderer Tree~』は、ただの舞台ではありません。人と人、文化と文化が交差する瞬間を、どのように描くのか。ぜひ、その目で確かめにいらしてください。


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