株式会社YANESEKOとYUIが手を組んだ未来への新たな挑戦
2025年6月28日、兵庫県高砂市の「高砂松下村塾」にて、注目の経営計画発表会が開催されました。この場で、株式会社YANESEKO(兵庫県加古川市、代表取締役:矢根 和紀)と株式会社YUI(兵庫県明石市、代表取締役:田原 弘一郎氏)との経営統合が正式に発表され、医療・福祉の分野に新たな風が吹き込まれています。
YANESEKOは、明石大久保やわら整骨院および神戸三田やわら整骨院を新たに運営し、田原氏は同社の取締役に就任しました。この統合によって両社は志を一つにし、新たな体制がスタートします。
医療トレーニングの新たな拠点
YANESEKOは、今後5年間で15店舗の医療トレーニング複合施設を展開する計画を発表しています。出店は兵庫県や岡山県を中心に行われ、地域に根差した医療サービスを提供することが期待されています。全ての施術所にはエコー(超音波画像診断装置)が導入されており、医師との連携体制も整備されているため、外傷に強い柔道整復師による施術が受けられます。また、スポーツ選手向けの施術やトレーニング、エクササイズ指導も一体的に行われ、競技力向上を目指します。
福祉分野における新たな挑戦
YANESEKOグループのもう一つの大きな取り組みとして、一般社団法人YANESEKO JAPANが展開する「障がい福祉×スイーツ製造販売」による就労支援があります。これは、就労継続支援A型事業所の減少に対し、7拠点での事業拡大を目指すものであり、障がいを持つ方々が誇りを持って働く環境を整えることを目指しています。このプロジェクトには、様々な資格を持ったプロフェッショナルが携わり、ただの「ケア」を超えた「ケアリンク」が実現されます。
教育とスポーツの融合
さらに、YANESEKOグループは教育機関やスポーツ現場との強力な連携を図っています。富士コンピューター株式会社とのパートナーシップにより、相生学院高等学校のサッカー部には、怪我の予防と動作改善を目的としたプログラムが提供されています。また、兵庫鍼灸専門学校の学生支援にも取り組むことで、地域の医療・教育・福祉の三位一体の体制を構築します。
ケアリンクの未来へ
YANESEKOが目指すのは「ケアリンク」の実現です。医療・福祉・介護が有機的に結びつき、多職種連携の仕組みを築くことによって、超高齢社会への対応を図ります。地域の人々がウェルビーイングな生活を営めるよう、多様な施策を展開していくことが求められています。
未来の医療・福祉・介護に興味がある方々には、新しい舞台が既に整えられています。特に外傷に取り組む柔整師や、スポーツ分野での施術を希望する鍼灸師、スイーツを通じて福祉に貢献したい支援員など、さまざまな志を持った仲間が活躍できる機会が用意されています。
YANESEKOの経営統合は、新たな挑戦の幕開けです。ともに未来を切り拓く仲間を心よりお待ちしております。
会社概要
所在地:兵庫県加古川市加古川町粟津819-1
設立:2014年1月
代表者:矢根 和紀
事業内容:鍼灸整骨院の運営、トレーニング事業、介護予防サービス、就労支援など
所在地:兵庫県明石市大久保町駅前町2-11-2-102
設立:2011年6月
代表者:田原 弘一郎
事業内容:鍼灸整骨院の運営