音響計測システム
2026-04-23 15:49:18

最新規格に対応した音響計測システムの販売開始

小野測器が発表した新しい音響計測システム



株式会社小野測器は、2026年4月23日より、「O-Solution・DS-5000 音響パワーレベル計測システム」の販売を開始します。このシステムは音響パワーレベル計測を行うための最新技術を搭載し、音環境における課題解決を目指しています。

新国際規格に対応


本商品は、2024年2月にリリースされたアプリケーションソフトウェア「OS-0541 音圧法音響パワーレベル」と音響振動解析システムを統合したものです。特に、15年ぶりに改訂された国際規格ISO 3744:2025に早くも適応。この新しい規格は、機器や部品が発する音の総エネルギー量を精密に計測し、国外でも信頼性の高い計測を可能にします。

広帯域計測が可能


「O-Solution・DS-5000」は、広帯域の計測が可能であり、低周波音から高周波音まで幅広くサポートします。特に、建設機械やコンプレッサーのような低周波音の計測や、自動車業界でのモーターやインバーターの高周波音に対応しており、多様なニーズに応えます。このシステムを使用することで、音の発生源や周波数ピークを直感的に可視化でき、解析作業の効率を格段に高めることが可能です。

特徴的な機能


小野測器が市場に送り出すこの新しい音響計測システムには以下のような特徴があります。
  • - 最新国際規格ISO 3744:2025に完全対応
  • - グレード2(実用法)として、精度を確保した計測が可能
  • - 1/3オクターブ帯域の計測で、20 kHzまで対応可能
  • - 音の原因分析を効率的に実施できる多様な表示機能

目的と市場範囲


ターゲット市場としては、特に静音性が求められる事務機器や空調機器、家電といった分野が挙げられます。また、EVのeAxleなどの次世代モビリティにおいても、高周波帯域における音環境の改善に役立つでしょう。加えて、建設機械や発電機、屋外機械装置など、低周波音が問題となるデバイスにも対応。利用者にとって、機器の騒音管理の強化を図る選択肢となります。

騒音低減の重要性


音響パワーレベルは、指定された測定位置や環境条件に影響されず、正確な絶対値として評価が可能です。この測定値は環境ラベルや騒音規制の遵守を判断するためにも広く用いられており、企業にとっては重要な指標となります。新しい計測システムにより、企業は国際基準に即した高精度な測定が行えることから、安定した製品クオリティの維持が可能となります。

小野測器の歴史と転換


1954年の創業以来、小野測器は電子計測機器の分野で次々と革新を重ねてきました。国内の自動車産業を支える技術者としての役割を果たしながら、最近ではEV開発にも乗り出し、カーボンニュートラル社会の実現に寄与しています。

「O-Solution・DS-5000 音響パワーレベル計測システム」は、業界の新しいスタンダードを提示する一歩です。信頼性が高く使いやすいこのシステムによって、様々な製品の騒音低減に貢献することを期待しています。


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