バーチャル音楽の夜
2025-02-21 18:30:55

東京交響楽団特別監修のバーチャルアーティストプロジェクトが幕を開ける

最新技術が奏でる音楽の新世界



2025年3月1日、特別監修を受けた東京交響楽団のプロジェクト『ポルタメタ』によるオンラインコンサートが初めて開催されます。このプロジェクトは、クラシック音楽と最新テクノロジーが融合した新たな試みとして注目を集めています。無料で参加できるコンサート『ポルタメタ 1st Online Live. 'Tempo primo'』が、ニコニコ生放送とYouTube Liveで視聴可能です。

コンサートの構成


本コンサートは2部構成となっており、第1部では所属するバーチャルピアニスト、潤音ノクトと八十八カノンの二人が出演します。彼らは、ショパン、リスト、ピアソラ、カプースチンなどの名曲をリアルタイムで連弾します。特筆すべきは、彼らが3Dモデルとして披露されるため、視覚的にも楽しめる演奏となります。

第2部では、コンサート終了後のアフタートークが行われます。この日は潤音ノクトの誕生日でもあるため、そのお祝いも兼ねたトークが展開されます。視聴者からの質問に答えたり、演奏を振り返るなど、インタラクティブな内容になります。

バーチャルアーティストの魅力


潤音ノクトは、2024年にデビューしたバーチャルピアニストで、オーディションを経て選ばれました。彼の活動は主にYouTubeで展開され、2024年8月には東京交響楽団とのコラボレーションでオーケストラとリアルタイムに共演しました。このように、彼は新しい形の音楽体験を模索しています。

一方、八十八カノンも魅力的な経歴を持っています。2025年2月にデビューし、関西弁を話す母親ピアニストとして、親しみやすさと独自のキャラクターでファン層を広げつつあります。

プロジェクトの背景


このプロジェクトは、コロナ禍でライブイベントが減少するなかで、観客不在の音楽会としてスタートしたことがきっかけでした。これを機に、オンラインでオーケストラを楽しむ新たな形が模索され、ついには『ポルタメタ』というプロジェクトに結実しました。

ドワンゴとKADOKAWAは、クラシック音楽の魅力を若い世代に届け、新たなファン層を開拓することを目指しています。これにより、クラシック音楽界全体の活性化にも寄与できると考えています。

未来への展望


『ポルタメタ』は、従来のクラシック音楽の枠を超え、音楽をもっと身近に感じられる存在に成長することを目指しています。このオンラインコンサートはその第一歩であり、視聴者に新たな音楽体験を提供することでしょう。バーチャルアーティストという新しい概念が、クラシック音楽の楽しみ方を変えていく可能性を秘めています。

公式アカウントでも情報が随時発信されているため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。音楽の新時代がここに始まります。


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