リーフラス株式会社が2025年第3四半期決算を報告
リーフラス株式会社(NASDAQ:LFS)は、2025年度第3四半期において、前年同時期からの着実な成長を報告しました。この報告は2025年12月18日に行われ、子ども向けスポーツスクールや部活動支援を展開する企業の業績が注目される中、その内容は多くの関心を集めています。
2025年第3四半期の業績ハイライト
リーフラスにとって、2025年第3四半期の売上高は86億円(約5,780万米ドル)、前年同期の74億円から15.3%の増加を記録しました。売上総利益は24億円(約1,630万米ドル)で、前年同期の20億円から18.1%の成長を見せました。また、売上総利益率も28.2%に達し、前年同時期の27.5%を上回る結果となりました。
純利益は2億2,670万円(約150万米ドル)となり、前年同期の2億2,510万円から0.7%増加しました。1株当たりの基本利益は9.1円(約0.06米ドル)であり、前年同期の9.0円からも上昇が見られました。
事業セグメントの成長
特にスポーツスクール事業においては、会員数が71,529名に達し、前年同期の69,924名から2.3%の増加を果たしました。会員の平均在籍期間は1.84年で、前年同期の1.82年から1.1%の伸びを記録しています。このセグメントでは、社員一人当たりの売上高も960万円(約0.06百万米ドル)となり、前年の900万円から6.2%増加しました。
一方、ソーシャル事業も驚異的な成長を遂げており、部活動受託校数が360校となり、前年同期の235校から53.2%の増加が見られました。ここでも社員一人当たりの売上高が760万円(約0.05百万米ドル)となり、前年の640万円から18.6%の成長を示しました。
CEOのコメント
リーフラスの代表取締役CEO、伊藤清隆氏は、今回の決算について「売上高が前年同期比で15.3%増加し、純利益も成長していることを報告できることを嬉しく思います。特にスポーツスクール事業の増収は8.9%、ソーシャル事業は36.4%の増加を果たしました。これらの結果は、当社が持つ強みを反映しています」と述べています。
また、地域密着型サービスの需要が高まる中、伊藤氏は愛知県名古屋市との契約締結を強調し、「これは当社の事業拡大戦略における重要なステップです。地域社会のニーズに応えるサービスをさらに展開していく所存です」と、今後の展望について語りました。
財務状況と今後の展望
2025年9月末の現金は24億円(約1,650万米ドル)を保有しており、前年末からの変動はわずかです。営業活動によるキャッシュ・フローも前年同期から改善を見せました。
リーフラスは、2025年度の総売上高を116億円から119億円(約7,810万ドルから8,050万ドル)の範囲で見込んでおり、これは前年の103億円(約6,980万ドル)から11.9%〜15.3%の成長を見込んでいるとのことです。営業利益に関しても前年を上回る見込みを立てています。
リーフラスはスポーツの教育や地域貢献を通じて、今後も持続可能な成長を続ける姿勢を示しており、注目が集まります。これからのリーフラスの成長に目が離せません。