女子高生の「インフルエンサー」調査
2025-06-12 11:04:23

令和の女子高生が語る「インフルエンサー」への憧れと現実

令和の女子高生が語る「インフルエンサー」への憧れと現実



近年、特にSNSの発展により、世に出てきた「インフルエンサー」という職業。 これは、個人の影響力を活かして様々な商品やサービスを広めていく存在として、特に若者の間で注目を集めています。しかし、実際にインフルエンサーになりたいという若者がどのくらい存在するのか、興味深い調査結果が発表されました。

市場調査の結果



10代の現役高校生を対象にした「放課後NEWS」の調査によれば、実に70.3%の女子高生が「インフルエンサーになりたくない」と答えました。この結果は、インフルエンサー職に対する憧れよりも、リスクや不安を強く感じていることを示しています。当調査は全国の現役女子高生175名を対象に実施されました。

インフルエンサーになりたくない理由



多くの女子高生が「有名になりすぎたくない」という意見を寄せ、さらに「炎上が怖い」「アンチが怖い」「犯罪に巻き込まれそう」といった声も目立ちました。SNSでの自分の発言や行動が不特定多数に広まることを恐れ、世間の目にさらされることを避ける傾向が見受けられました。

また、「就職に支障がでそう」「将来が不確かで安定しないから」「普通の生活をしたいから」といった理由も多く、インフルエンサーという職業が持つ不安定さが影響していることも分かりました。

自己のビジュアルや性格に自信がないために「自分に向いていない」と考える女子高生も多いようで、「人前に立つのが苦手」「恥ずかしい」といった声も寄せられました。

インフルエンサーになりたい女子高生の声



逆に29.7%の女子高生は「インフルエンサーになりたい」と回答。その多くが「稼げそうだから」「有名人になってお金を稼ぎたい」という、お金に関連する意見でした。一般の職業よりも華やかで、ライフスタイルが魅力的に映るため、彼女たちにとってインフルエンサーは「おいしい」職業だと感じているようです。

「有名人になってチヤホヤされたい」「自分から流行を生んでみたい」といった憧れの意見もあり、SNSの恩恵を受けたい願望が伺えます。さらに、化粧品のPRで無料で商品をもらえたり、美味しいものを楽しめたりする特典に惹かれる様子も見受けられました。

まとめ



この調査からは、女子高生がインフルエンサーという職業に抱いている複雑な感情が浮かび上がります。リスク認識が高い一方で、憧れを抱く声も多いことがわかりました。興味深いのは、SNSの影響が彼女たちの夢にどのように影響を与えているかという点です。一般的な職業の安定感と、インフルエンサーとしてのリスク—この狭間で揺れる心情を持つ現役女子高生の姿が、今の時代ならではのものです。

詳細な調査結果は「放課後NEWS」でご覧いただけますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。


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