若者たちが未来を担う！スポGOMI甲子園2025千葉県大会の結果

スポGOMI甲子園2025千葉県大会の開催

2025年9月23日（火・祝）、千葉市中央公園にて『スポGOMI甲子園2025 千葉県大会』が盛大に開催されました。本大会は、15歳から18歳の高校生たちが3人1組でチームを作り、制限時間内に指定エリア内のごみを拾い集め、その質と量を競うイベントです。全国から集まった全7つのチームが、合計21名の参加者によって熱い戦いを繰り広げました。

このスポGOMI甲子園は、世界的な海洋ごみ問題に対する意識を高めるために行われており、陸から流出するごみが海洋に与える影響を考える機会を提供しています。私たちの行動が未来にどうつながるのか、青年たちがその主役として参加する意義は深いものがあります。

優勝は『黎明1』チーム

大会は予想以上の白熱した展開を見せましたが、見事優勝を果たしたのは千葉黎明高校の『黎明1』チームでした。彼らは、スタート地点近くのごみに目を付け、戦略的に行動しました。その結果、最終的に集めたごみの総量は8.12kg、得点は1,533.5ポイントという圧巻の成績を残しました。これにより、準優勝チームに対して202.5ポイント差をつけて、見事な勝利を収めました。

また、『恋焦がれるかわちい乙女の集まり♡』チームは、オリジナルのデコレーションを施した軍手で特別賞を獲得し、全体での成績も3位という素晴らしい結果を残しました。

千葉市中央公園の現実

競技が行われた千葉市中央公園は、街の人々に愛される空間ですが、その裏には多くのごみが隠れていました。参加者たちは、公園内のごみを目の当たりにし、その多さに驚きを隠せない様子でした。ある参加者は、「誰でも使える場所だからこそ、私たち一人一人がごみ問題に真剣に向き合う必要がある」と述べ、この大会に参加した意義を強く感じたと語りました。

海洋ごみの約80%は、陸から流出することが知られています。この現象は、私たちの日常生活にも関係しており、皆が意識を持つことが重要であると感じさせられました。

優勝チームの声

優勝した『黎明1』チームのメンバーは、「チーム戦で競うことは魅力的でしたが、全チームが一緒になってごみ拾いを行うことができたのが良かったです。街にこれほどのごみが散乱しているとは驚きでした」と感想を語り、今後は11月に東京で行われる全国大会で千葉の代表として優勝を目指したい意向を示しました。さらに、スポGOMIワールドカップにも出場を目指して頑張ると決意を固めていました。

結びに

スポGOMI甲子園は、単なる競技ではなく、未来を担う若者たちがごみ問題に対する意識を高め、環境を考える契機となっています。スポーツを通じて環境意識を育むこの取組みは、多くの人々にとって、地域を愛し、未来を考える大切な活動となることでしょう。今後もこのイベントが持続的に発展し、参加者や地域全体がより豊かになることを期待しています。