「ロサンゼルス・ドジャース」が日本で支持される理由
2025年のLINEリサーチによる調査結果が発表され、日米を通じて最も人気のあるプロ野球球団は「ロサンゼルス・ドジャース」だと分かりました。この調査は、日本全国の10代から60代の男女を対象に行われ、興味深いトレンドが明らかになりました。
プロ野球観戦の現状
約5割の国民がプロ野球を楽しんでいるという結果は、意外なことではありません。特に、観戦方法としては「テレビ放送(地上波/BS)」が最も多く、全体の4割を占めました。年齢層が高くなるにつれて、観戦する割合も上昇し、60代男性では6割以上がテレビでの観戦を楽しんでいました。
次いでスタジアムに実際に足を運ぶ観戦スタイルも多く、こちらは2割弱の支持を得ています。近年はネット中継やYouTubeでの視聴も普及してきており、若い世代が積極的に取り入れています。
人気球団のランキング
調査の中で、好きな球団を尋ねたところ、ロサンゼルス・ドジャースが全体の約3割台後半で断トツの1位に選ばれました。この球団の人気は年代や性別に関係なく広がっており、特に60代の支持率が高く、男女共に5割以上がドジャースを好きだと答えています。これは、ドジャースの長い歴史や世界的な選手の存在が影響しているのかもしれません。
次点には「読売ジャイアンツ」と「阪神タイガース」が名を連ね、これらの球団は特に国内ファンの支持を受けています。特定の地域においては、地元チームが強い支持を受けている傾向も見受けられました。たとえば、北海道では「北海道日本ハムファイターズ」が圧倒的な支持を得ており、約80%の人々が好きだと回答しています。
エリア別の特徴
関東エリアでは、ロサンゼルス・ドジャースが約3割で1位ですが、地元のチームである読売ジャイアンツが約3割で続いています。また、横浜DeNAベイスターズや埼玉西武ライオンズも高い支持を集め、関東でのプロ野球ファンの多様性を示しています。
中部エリアでは、ロサンゼルス・ドジャースと中日ドラゴンズが僅差で1位2位に。近畿エリアでは阪神タイガースが堂々の1位を獲得し、オリックス・バファローズも支持を集めています。中国地方では広島東洋カープが6割強、九州・沖縄では福岡ソフトバンクホークスが6割弱の支持を得ている結果が見られました。
調査の背景とLINEリサーチ
この調査は、LINEリサーチが実施したもので、全国の15歳から69歳までの男女5255名を対象に行われました。LINEリサーチの特徴は、700万人を超えるアクティブなモニターを利用し、リアルタイムで意見を収集できる点です。これにより、より一般的な意見を是非集めることができます。
プロ野球ファンが増える中で、このような調査が行われることは、スポーツ文化の活性化にも寄与するといえそうです。リサーチ結果はLINEの公式ページでも公開され、さらなるデータの詳細を確認することができます。スポーツファンの絆を深め、次世代に引き継がれるプロ野球文化の進展を期待しましょう。