釜山国際映画祭の一環としてのプロデューサー・ハブ
2025年9月、韓国の釜山で開催される釜山国際映画祭は映画業界にとって一年に一度のビッグイベント。その重要な併設見本市である「Asian Contents & Film Market(ACFM)」内に、「Producer Hub 2025(プロデューサー・ハブ)」が再登場します。特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が日本映画の国際展開をサポートするために実施しているこのプログラムでは、幅広い国際ネットワークの構築を目指します。
ACFMとプロデューサー・ハブの目的
プロデューサー・ハブは、アジアにおける映画制作の現状を把握し、国際共同製作の機会を生み出すためのネットワークを構築する場です。具体的には、以下のような活動が行われます。
- - 国際共同製作のためのネットワーキング: プロデューサー同士が交流し、共同制作のチャンスを探る貴重な機会が提供されます。
- - 市場分析の知見提供: アジアにおける映画・コンテンツ制作環境に関する最新の情報を得ることができます。
- - 実用的な情報提供: 製作インセンティブや資金に関する情報を共有し、参加者の制作活動をサポートします。
対象者と参加資格
プロデューサー・ハブへの参加は、以下の条件を満たすことが求められます。
1.
過去3年間に公開された作品のクレジットが必要: 2022年7月から2025年7月の間に放映された作品のクレジットを持つこと。
2.
英語のコミュニケーションスキル: 効果的な交流が可能になるため、英語に堪能であることが望まれます。
3.
国際共同製作の経験または計画: 他国との共同製作への実績や計画が必要です。
参加者特典
参加者には以下の特典が用意されています。
- - マーケット・バッジの無料提供: プロデューサー・ハブマーク入りのバッジが授与されます。
- - ネットワーキングイベントへの参加: 昼食会やレセプションの機会が設けられ、参加者同士の交流が深められます。
- - 渡航・宿泊の支援: 往復航空券(エコノミークラス)と4泊の宿泊が提供されるため、安心して参加できます。
募集人数と応募方法
今年度の参加者はわずか3名を予定しています。申し込みの際は、以下の情報を含む応募フォームを提出してください。
- - 応募者のプロフィール: 日英両方の言語で記入。
- - フィルモグラフィー: 過去3年間の業務実績を日英両方で記載。
- - 英語力の証明: 経歴や資格を示す文書。
応募の締切は2025年7月28日(月)17:00ですので、早めのご準備をお願いいたします。
選考方法
提出された書類をもとに事務局にて選考を行います。定員に達し次第締切となるため、応募はお早めに。選考結果は8月初旬までに連絡される予定です。
お問い合わせ
ご不明点があれば、お気軽にVIPOのグローバル展開事業部までお問い合わせください。件名に「プロデューサー・ハブ」と明記してご連絡ください。映画製作の新たな一歩を踏み出すこの機会をお見逃しなく!